・ | 水機構の業務は天候に左右される。天候は10年タームで変化する。それを考えれば、4年半の中期目標期間は短すぎる。 |
・ | 行革に配慮するあまり、萎縮した、ちまちました案となっている。もっと夢のある中期目標であるべき。環境への配慮は民間企業では限界がある。民間的なことを強調しすぎるのはよくない。 |
・ | 環境保全を考慮したダム管理のあり方を新規に探るという内容が入ってもよい。 |
・ | 新規事業に制約のある民間企業はありえない。また、そもそも水資源機構が実施する事業は民間ではできない事業。民間企業的と言われても違和感あり。行革的なことが強調されすぎて(しかも、民間企業ならばコスト縮減に努力すれば報償があるが、水機構にはそれもない)、これでは働く人に元気が出ない。 |
・ | 利水者にとっては、開発に見合った利益が確保されることが切実な関心。環境に配慮した措置を講じる場合でも、開発に見合った受益が担保されることが前提。 |
・ | 利水者にとっての水質の問題を強調すべき。 |
・ | 建設よりも施設維持の方が技術的に大変。更新や改築をいかに進めるかの考え方を明記すべき。 |
・ | 「効率的」と「経済的」の用語の整理が必要。 |
・ | 例えばコストの問題や環境問題は、数世代後の世代と価値と責任を共有すべき性格のものであり、5年後の評価になじまない。これを含め、数値目標になじまないものがあり、これをいかに扱うかが課題である。 |