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健康食品に係わる制度のあり方に関する検討会ヒアリング申請書

○団体の名称;日本流動食協会

○代表者の氏名;下村芳孝

○団体の概要(目的,組織構成、事業又は活動の内容);
 日本流動食協会は、濃厚流動食の製造販売に携わるメーカー等により平成4年に設立された任意団体で、平成15年4月現在で18社※が加盟している。 濃厚流動食を安全に生産供給するための研鑚や、濃厚流動食の適正な使用方法の普及等を通じて、製品と業界の健全な発展を目的とした活動を行っている。

※旭化成(株)、味の素(株)、イーエヌ大塚製薬(株)、エスエス製薬(株)、(株)大塚製薬工場、キユーピー(株)、熊本果実連、(株)クリニコ、(株)三和化学研究所、 アボットジャパン(株)、テルモ(株)、日清キョ−リン製薬(株)、日本テトラパック(株)、日本油脂(株)、ホリカフーズ(株)、ミードジョンソン(株)、明治乳業(株)、 (株)ヤクルト本社

○健康食品に係わる制度のあり方に関する意見内容;
 濃厚流動食は、1kcal/ml程度の濃度に調整され、長期間の単独摂取によっても著しい栄養素の過不足が生じないよう、各栄養素の質的構成が十分考慮されている栄養食品で、医療機関や老人保健施設、在宅高齢者などに使用されております。
 濃厚流動食は、1日の栄養所要量をもとに設計された総合栄養食品(液体状の食品)であり、健康を維持・増進するために一部の成分や素材を強化している健康食品には該当しないと考えておりますが、「健康食品」の定義が明白になっていない現状から、「健康食品」や「濃厚流動食」に跨るであろう「成分や表示等の諸制度」に関しての今後の展開について、当協会も参加・確認していきたいと考えております。


健康食品に係わる制度のあり方に関する
検討会ヒアリング資料

2003年7月15日


日本流動食協会


●食事の代替品としての栄養補給 「濃厚流動食品」
●栄養補給とは違った機能的食品 「健康食品」
にと分類できる。
 よって、それぞれ商品に求められる要素(ニーズ)が違い、商品の最終形態が下記の表の様に異なる。

  濃厚流動食品 健康食品
飲用方法 食事の代替品として 機能訴求
摂取用途 栄養補給 健康の調整的
「おいしさ」を感じる 比較的無味
形状 液体食品形態 サプリメント等、薬的
カプセル・顆粒状など
カロリー 1cc=1Kcalが一般的 カロリーに特化しない
喫食 食事としての満腹感 満腹感は少ない


Medical Foods


codex alimentarius commission


図


標準組成


流動食市場データ

主要メーカー
・旭化成株式会社 ・味の素株式会社 ・キューピー株式会社
・株式会社クリニコ ・株式会社三和化学研究所 ・テルモ株式会社
・明治乳業株式会社 ・ミードジョンソン株式会社


旭化成株式会社
イーエヌ大塚製薬株式会社
株式会社大塚製薬工場
協和発酵工業株式会社
株式会社三和化学研究所
テルモ株式会社
日本テトラパック株式会社
ミードジョンソン株式会社
明治乳業株式会社
味の素株式会社
株式会社ウェル・ビーイングエスエス
製薬株式会社
キユーピー株式会社
株式会社クリニコ
ダイナボット株式会社
日清キョーリン製薬株式会社
日本油脂株式会社
ホリカフーズ株式会社
株式会社ヤクルト本社

( 五十音順 ) 2002.6 現在


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