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確定拠出年金
連絡会議
第6回
平成15年7月10日
  資料7

確定拠出年金導入事例


2003年7月10日
株式会社ブロードネットマックス


1.企業紹介

1)社名 株式会社ブロードネットマックス
 Broad Net Mux Corporation
2)設立 1999年1月
3)従業員 100名
4)事業所 東京、大阪、名古屋
5)事業内容 デジタルCATV、ブロードバンドインターネット、光ネットワークの開発・設計・施工及び保守事業
6)退職金・
  企業年金制度
 退職一時金、確定拠出年金(02/4開始)


2.制度導入の目的

1)プロパー社員の福利厚生充実と士気向上
(1)退職一時金への上乗せ
(2)出向、プロパー社員混成組織の中で、不公平感の早期解消

2)人材流動化への対応
(1)中途採用活動支援
(2)グループ内人材流動への準備
(3)飛び立ちやすい環境作り
図
3)給付債務対応


3.導入スケジュール

図


4.制度設計上の検討事項−1

1)退職一時金との関係
一時金の必要性は定年後だけではないことから併用
勤続35年モデル

2)加入資格
(1)入社と同時に資格付与(待機期間無し)
(2)給与規則上の取り扱いが異なるため、契約社員は除外
*有期労働契約期間長期化への対応課題⇒ポータビリティの発揮
(3)役員は退職慰労金制度の対象であるため兼務役員も含め除外
役員任期短期化への対応課題

3)掛金拠出の仕組みと額
(1)資格別加算手当(ポイント×単価)を給与規則に新設
 加算手当×100/100=掛金 (定率方式)
(2)掛金額は想定利回り2%でのシミュレーションにより決定
11,000円〜32,000円(5段階)
57歳到達者は60%(資格給と連動、役員就任者とのバランス)


4.制度設計上の検討事項−2

4)掛金中断期間
(1)育児・介護休業中 (2)休職中 (3)欠勤中

5)事業主返還
試用期間中の解雇及び勤続3年未満の自己都合退職、懲戒解雇は全額返還

6)手数料負担
図

7)委託機関選定
企業規模に合った料金体系(固定費・変動費バランス)


5.運用商品と資産比率

03/06現在
運用商品 資産比率


6.その他

1)資産形成教育(投資教育)
ニーズ調査結果(進行中):(1)投資信託商品説明
(2)Web、コールセンター利用方法
*レベル差大

2)課題
(1)加入年数と受給開始年齢/手数料負担

(2)マッチング拠出

(3)インセンティブとしての活用

(4)個人型への移管


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