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障害者(児)の状況


 【障害者の総数】
 ○  全国の障害者の総数は約602万人と推計されており、このうち、身体障害児・者が約352万人、知的障害児・者が約46万人、精神障害者が約204万人となっている。

障害児・者数(身体・知的・精神)

(単位:万人)
  総数 在宅者 施設入所者
身体障害児・者 351.6 332.7 18.9
  身体障害児
(18歳未満)
9.0 8.2 0.8
身体障害者
(18歳以上)
342.6 324.5 18.1
知的障害児・者 45.9 32.9 13.0
  知的障害児
(18歳未満)
10.3 9.4 0.9
知的障害者
(18歳以上)
34.2 22.1 12.1
年齢不詳 1.4 1.4 0
精神障害者 204 170 34

(注)1  身体障害児・者の施設入所者とは、盲児施設、ろうあ児施設、肢体不自由児施設、身体障害者療護施設、重症心身障害児施設、身体障害者更生援護施設、その他の施設に入所している身体障害児・者である。
(注)2  知的障害児・者の施設入所者とは、知的障害児施設、自閉症児施設、重症心身障害児施設、国立療養所(重症心身障害児病棟)、知的障害者更生施設、知的障害者授産施設の各施設に入所している知的障害児・者である。
(注)3  精神障害者の施設入所者には、病院入院患者を含む。
出典: 厚生労働省「身体障害児・者実態調査」(平成13年)
厚生労働省「知的障害児(者)基礎調査」(平成12年)
厚生労働省「社会福祉施設等調査」(平成12年)等
厚生労働省「患者調査」(平成11年)等

 【身体障害】
 ○  身体障害者数の推移及び障害の種類別にみた状況
 身体障害者数についての最近の傾向としては、視覚障害と聴覚・言語障害はほぼ横ばい、肢体不自由と内部障害については増加という傾向がうかがえる。
 なお、平成13年度における在宅の18歳以上の身体障害者数を障害種類別にみると、視覚障害が30万1千人(9.3%)、聴覚・言語障害が34万6千人(10.7%)、肢体不自由が174万9千人(53.9%)、内部障害が84万9千人(26.2%)と推計されている。

障害の種類別にみた身体障害者数の年次推移の図

資料:身体障害児・者実態調査

 ○  年齢階級別にみた状況
 在宅の身体障害児・者の数を年齢階級別にみると、平成13年においては、65歳以上の者が200万4千人と推計され、その割合は60.2%であり、平成8年の52.6%から増加しており、高齢化の傾向がうかがえる。

年齢階級別にみた身体障害児・者の状況

(単位:千人)
  総計 0〜17歳 18〜64歳 65歳以上 不詳
13年6月 3,327
(100.0%)
82
(2.5%)
1,218
(36.6%)
2,004
(60.2%)
22
(0.7%)
8年11月 3,015
(100.0%)
82
(2.7%)
1,246
(41.3%)
1,587
(52.6%)
99
(3.3%)
資料:身体障害児・者実態調査

 ○  障害の程度別にみた状況
 1・2級の重い障害を有する在宅の身体障害者数は146万4千人で、身体障害者全体の45.1%を占めている。(平成13年)

障害程度別にみた身体障害者数の図

資料:身体障害児・者実態調査(平成13年)


 【知的障害】
 ○  知的障害児(者)数の推移及び障害の程度別にみた状況
 在宅の知的障害児(者)数については、増加傾向がうかがえ、これを障害の程度別にみると、最重度と重度の合計が全体の4割以上を占めているという状況である。

障害の程度別にみた知的障害児(者)数の年次推移

(単位:人)
  総数 最重度 重度 中度 軽度 不詳
平成2年 283,800
(100.0)
35,200
(12.4)
88,300
(31.1)
76,400
(26.9)
69,200
(24.4)
14,800
(5.2)
平成7年 297,100
(100.0)
37,100
(12.5)
91,200
(30.7)
87,700
(29.5)
71,700
(24.1)
9,400
(3.2)
平成12年 329,200
(100.0)
45,500
(13.8)
92,600
(28.1)
77,600
(23.6)
73,200
(22.2)
40,300
(12.2)
資料:知的障害児(者)基礎調査

 ○  最重度、重度の障害を有する在宅の知的障害児(者)数は約13万8千人となっており、知的障害児(者)全体の41.9%を占めている。(平成12年)

障害程度別にみた知的障害児(者)数の図

資料:知的障害児(者)基礎調査(平成12年)


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