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免疫グロブリン製剤とアルブミン製剤の製造に要する原料血漿


<原料血漿配分量及びアルブミン製造量等の推移>

(単位;万L)
  10年度 11年度 12年度 13年度 14年度 15年度
(見込)
原料血漿確保量 82.6 91.9 95.5 104.2 109.8 108.0

原料血漿配分量
(66.6)
74.1
(71.6)
72.6
(77.0)
80.9
(87.1)
79.4
(98.4)
101.4
(98.0)
111.5
アルブミン製造量
      供給量
68.7
65.5
65.9
62.2
64.4
61.6
72.7
64.5
60.0
71.7
(97.6)
免疫グロブリン製造量
         供給量
51.9
53.6
64.5
64.0
77.9
65.5
97.2
82.6
74.2
86.6
(97.5)

 国内の製造業者各社に配分される原料血漿量と免疫グロブリン製剤及びアルブミン製剤の製造・供給量のそれぞれに差があるが、これは製造業者各社において、製造仕込み前の原料血漿、製造工程における中間体(仕掛品を含む)、製品在庫として各段階で留保しているためである。

 確保された原料血漿は、日本赤十字社において6ヶ月以上(約7ヶ月)貯留保管され、さらに、各社では7〜8ヶ月の期間を要し血漿分画製剤を製造しているが、上記原料血漿確保量、配分量、製造量等はそれぞれ各年度の数量である。
 なお、日本赤十字社においては、平成10年8月から貯留保管を開始している。
 「原料血漿配分量」は、日本赤十字社から国内の製造業者3社に送付した凝固因子製剤用原料血漿、アルブミン・グロブリン用血漿と脱クリオ血漿(日赤使用分を含む)の合計量であり、中間原料(P−II+III及びP−IV−1)を含めていない。
 また、上段( )書きは、国内の製造業者3社送付分の原料血漿に、中間原料(P−II+III;グロブリン用)を加えた数量である。
 アルブミン、グロブリンの製造・供給量は、(社)日本血液製剤協会を通じて報告  のあった国内製造4社の製造・供給本数に基づく血漿換算数値である。
 平成15年度の数値は、原料血漿確保量については目標量、他は見込数量である。


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