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D. 自己点検・自己評価活動・・・開始と継続  (各段階にはそれぞれの活動に要する期間がある)




自己点検・自己評価の資料(データ等)の収集(A)・・・妥当性のある資料
     ↓
解釈(点検・評価)・・・目標の達成状況確認のための点検・評価基準(B)
     ↓
フィードバック・・・改善に向けた計画・実施(C)

<例>
 第一ラウンド:自己点検・自己評価の土台をつくる(立ち上げから最初の3〜4年ぐらいか?)
  1.自己点検・自己評価のための組織をたちあげる(この組織自体を後の活動によって改善していく)
  2.本指針に基づいて、最初の自己点検・自己評価を実施してみる(全カテゴリー)
  3.本指針および自己点検・自己評価に関する知識と方法について、不明な点の理解を深める(この段階において、本指針中の「基準」の理解を確実にしていく)
  4.自己点検・自己評価について、どのように取り組むか等について計画立案する
1)自己点検・自己評価のどのようなカテゴリーから取り組むか等について明確にする
2)指針の中の資料(データ)について、組織的な蓄積計画を明確にする
3)自己点検・自己評価の時期を明確にする
  5.上記3−3)で計画した時期において、自己点検・自己評価を実施し、その結果に基づいて改善点と改善の手だてを明示する
  6.あげられた改善点を実際に改善する
  7.上記1〜5を振り返り、自己点検・自己評価の組織とその活動内容をより精緻に整える

 第二ラウンド:自己点検・自己評価の継続、評価結果の公表、第三者評価の導入
  1.第一ラウンドを踏まえて、「教育の水準の維持」および「創意工夫のある教育の追究」に向けて、自己点検・自己評価を継続していく
たとえば、看護師養成所の場合、3年を1クールとして、4年ごとの自己点検・自己評価を実施する
  2.第三者評価を得る機会を設定し、より客観性のあるフィードバックが得られるようにする
  3.評価結果についての公表を計画的に実施する


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