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平成14年度第1回安全技術調査会議事要旨(案)

日時平成15年3月25日(火) 10:00〜12:00
場所霞が関ビル33F 東海大学校友会館「望星の間」
出席者今井、岩本、内山、岡田、杉浦、半田、比留間、前田、三代、水落、宮村、山口各委員
(参考人)
 藤井参考人
(事務局)
 橋爪血液対策課長、田中課長補佐、辻阪課長補佐、丈達課長補佐、佐藤専門官、林係長、他

議題 1.座長選出
2.議事要旨確認
3.HTLV−1検査に係る通知の見直しについて
4.TSE対策のあり方について
5.非溶血性輸血副作用の現状について
6.NATガイドラインの進捗状況について
7.その他

(審議概要)
議題1)座長は委員の互選により岩本委員が選出された。
議題2)議事要旨に関する意見については、事務局まで連絡することとされた。
議題3)血漿分画製剤の原血漿には、国内外由来を問わずHTLV-1抗体検査を要しないこととするかについては、引き続き検討することとされ、次回の調査会に参考人としてHTLV-1の専門家に出席していただき、より深い議論を行うこととされた。
議題4)献血制限について、米国の基準を参考に資料4−(6)の「案1」欧州36か国に対象を拡げることを検討すべきとされ、さらに、実施主体者である日本赤十字社の意見を聴取し、血液事業部会にて審議することが適当とされた。
また、その他のTSE対策として、
 ・輸血用血液製剤については、白血球除去について速やかに基準を作成し、導入するべき。
 ・血漿分画製剤については、vCJD発生国(英国、フランス、イタリア)の血液は使用しない。
 ・国内外の血漿分画製剤において製造工程中でのプリオン除去能力に関するバリデーションデータの提出を各社に指示する。
こととされ、翌日開催されるTSE調査会に意見を提出することとされた。
議題5)今回の報告をもとに、今後も引き続き本調査会にて情報収集を行うこととされた。また、保存前白血球除去に関する基準作成についても早急に検討することとされた。
議題6)骨子(案)をもとに、血漿分画製剤の安全性確保対策の検討小委員会での検討事項を盛り込み、引き続き調査会にて議論することとされた。


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