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資料4

水質管理専門委員会報告修正案


 ご意見募集に対する意見及び前回専門委員会以降の新しい知見を踏まえ、水質管理専門委員会報告案を以下のとおり修正することとする。


II.微生物に係る水質基準

    ご意見募集に対する意見を踏まえ、用字法の適正化を図ることとする。


III.化学物質に係る水質基準

    前回専門委員会以降TOCと過マンガン酸カリウム消費量との関連に関する新しい調査結果(資料2)が得られたことから、III.2.(3) の「ウ.総有機炭素(TOC)の指標としての優位性」中、「なお、総有機炭素と過マンガン酸カリウム消費量については、環境水では一定の相関関係(ただし、水系によって相関係数は異なる)が見られたが、水道水では浄水処理が行われているため相関関係は認められていない。」を、「なお、総有機炭素と過マンガン酸カリウム消費量については、環境水では一定の相関関係(ただし、水系によって相関係数は異なる)が見られるとともに、全国の水道原水及び浄水およそ2,200検体の調査から、原水、浄水それぞれについても一定の相関関係は認められた。」に修正することとする。


IV.水質検査法

    別紙3の修正点を反映させることとする。


別紙3 水質検査方法

     ご意見募集に対する意見及び前回委員会以降の更なる精度向上の検討の結果を踏まえ別紙3を次の通り修正することとする。

○一斉1 フレームレス−原子吸光光度法
     一部金属についてはフレーム−原子吸光光度法による測定方法を加え、両者合わせて「原子吸光光度法」とし、フレーム式について必要な記述を追加する。

○フェノール類
     高速液体クロマトグラフ法を削除する。

○陰イオン界面活性剤及び非イオン界面活性剤
     ELISA法を削除する。

○流路型吸光光度法による連続流れ分析
     シアン、フェノール類及び陰イオン界面活性剤の流路型吸光光度法を期間を限り暫定的に認め、新たに暫定的検査方法として追加する。また、シアン単独の吸光光度法による測定は削除する。

 なお、ご意見募集に対する意見等を踏まえ、その他用字法の適正化を図ることとする。


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