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ALS患者の療養状況について


 平成12年度地域保健総合推進事業「保健所における難病事業の進め方に関する研究」

【調査時期】 平成12年10月
【調査方法】 384保健所の協力の下、特定疾患ALS患者2,907名を対象とした郵送調査(回答数1,987名[回答率68%])
【結果】
 入院療養中が26%、在宅療養中が70%
 人工呼吸器使用の患者は、ALS患者全体の36.1%。人工呼吸器使用の在宅患者は、在宅患者の26.1%、ALS患者全体の18.2%。

表1 ALS患者が受けている医療処置(複数回答)(%)
  ALS患者全体
(100)
 
入院患者
(100)
在宅患者
(100)
経鼻経管栄養 15.5 29.4 8.4
胃瘻 22.0 33.4 18.5
吸引 43.1 70.6 31.9
気管切開 35.1 59.7 25.3
人工呼吸器 36.1 61.3 26.1

<参考>
  ○ 平成13年度末現在の特定疾患治療研究事業交付件数(6,180人)から、在宅で人工呼吸器を使用しているALS患者は、1,125人(6,180人×0.182≒1,125人)と、在宅で吸引が行われているALS患者は、1,380人(6,180人×0.7×0.319≒1,380人)と推計される。


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