日時: | 平成15年1月20日(月) 14時〜17時 |
場所: | 厚生労働省専用第12会議室 |
出席者: | 鈴木、関田、出川、中澤、林、廣瀬(明)、廣瀬(雅)、山崎、吉池、四方田各委員 (参考人)石見、西牟田、山田各参考人 (事務局)中垣基準課長、吉田課長補佐、加藤添加物係長、大久保 |
審議概要
議題1 | グルコン酸銅の使用基準改正の可否について
第6次改訂「日本人の栄養所要量―食事摂取基準―」を踏まえ、銅の摂取量の実態等を再検討し、安全な摂取量について検討することとされた。また、使用基準については、流動食等からの摂取に頼っている事例などの銅の欠乏症へも対応すべく、対象食品の範囲を再整備することとされた。 |
議題2 | グルコン酸亜鉛の使用基準改正の可否について
第6次改訂「日本人の栄養所要量―食事摂取基準―」を踏まえ、米国環境保護局が示す亜鉛の参照量(oral reference dose)及び亜鉛の摂取量の実態等を再検討し、安全な摂取量について検討することとされた。また、使用基準については、グルコン酸銅と同様に、流動食等からの摂取に頼っている事例などの亜鉛の欠乏症へも対応すべく、対象食品の範囲を再整備することとされた。 |
議題3 | アセスルファムカリウムの使用基準改正の可否について
1日摂取量の推定方法を改めた上で使用基準を改正して差し支えないとの判断がされ、毒性・添加物合同部会に上程することとされた。 |
議題4 | L-アスコルビン酸2-グルコシドの食品添加物としての指定の可否について
本品の体内分解への腸内細菌叢の寄与についての追加考察及び成分規格の整備を行った上で食品添加物として指定して差し支えないとの判断がなされ、毒性・添加物合同部会に上程することとされた。 |
議題5 | その他 組換えDNA技術応用添加物に関する事項について議論がなされた。 |
〈照会先〉厚生労働省医薬局食品保健部基準課 吉田、加藤(2453、2489) TEL:03(5253)1111(代表)