平成14年9月 厚生労働省 |
医薬局・食品保健部の組織について、食の安全に係わる重要問題についても、
局を挙げて対応する体制を構築する。
特に、健康影響が広範にわたる等重大な事件事故等の発生への対応や輸入食品
対策をはじめとする食の安全確保体制の強化など、リスク管理を担う厚生労働省
としての組織整備を行うとともに、リスク評価機関として設置される「食品安全
委員会(仮称)」との円滑な連携や消費者等とのリスクコミュニケーションの体制
の整備を図る。
【組織再編の概要】
(1) | 「医薬局」を「医薬食品局(仮称)」に改め、食品の安全確保に係る所掌を明確化。 |
(2) | 食品保健部」を「食品安全部(仮称)」に改め、食品の安全確保のためのリスク管理を担うことを明確にするとともに、「企画課」を「企画情報課(仮称)」とし、内閣府に設置される「食品安全委員会(仮称)」との連携調整、消費者等とのリスクコミュニケーションも担当。 |
(3) | 医薬及び食品の安全確保に係る重要事項について早期の対応体制の構築を含め迅速適切に対応するため、「大臣官房参事官」を新設。 |
(4) | 更に、食品の安全対策の強化のため、 次の1室2官を新設。 食薬健康影響対策官 食品リスク情報官 輸入食品安全対策室 |