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「少子化社会を考える懇談会」
中間とりまとめに盛り込むべき事項(案)


1 目指すべき社会像

○ 「いのち」との共生に幸せを感じられる、いのちをはぐくむ家庭を支援する社会

○ 明日の希望である子どもの歓声が聞こえ、活力が感じられる社会

○ 子どもを持つ家庭が幸せに見える、子育てに喜びを感じられる社会

○ 若い世代が未来に希望を持って自立できる社会

○ 子ども自身が生き生きと過ごすことができる社会

○ 多様な価値観に基づく生き方が経済・企業の成長につながる社会(多様選択可能型社会)


2 対応にあたっての基本的視点

○ 家庭を社会全体で支援し、社会的我が子観に立った育児の社会化を

○ 子どもにやさしい企業・子どもにやさしい地域・子どもにやさしい政府をつくるめ、社会全体を巻き込む国民運動を
  (←結婚・育児の負担が大きい)

○ 子どもや家庭の大切さについて若い世代の理解を
  (←子どもを産み育てる喜びを感じられる機会が少ない)

○ 家庭生活との組み合わせが選択できる多様な働き方を
  (←職場優先の働き方で家庭生活との両立ができない)

○ 若い世代が自立でき、子育てできる暮らしの実現
  (←若い世代が結婚・出産に希望を持てない)

○ 留意点として、


3 今後の取り組みの重点的方向

(社会全体を子どもや家庭にやさしいものに)

○ 職場優先を変え、多様な働き方を可能にするため、事業主と職場の意識と仕組みの改革を
   →男性も含めた働き方の見直し、仕事と家庭の両立支援

○ 地域の子育て支援機能を築き、地域において総合的で多様な子育て支援を
   →多様な主体の協働、すべての子育て家庭を対象に

○ 社会保障などにおいて次世代支援の比重を大きくする

○ 子育てバリアフリーのまちづくり・住宅づくり

○ 安心して子どもを産み育てるための妊娠・出産の在り方

○ 都市部や農山村など、地方の特色に応じた子育て支援を


(子どもや家庭の大切さについて若い世代の理解を)

○ 「子育ては親育て」
   →若い世代が子ども・赤ちゃんとふれあって育つ環境づくり

○ 家族とのふれあいを通じた家庭における教育の充実


(若い世代の自立と希望を)

○ 若い世代が経済的基盤を確保できる若年雇用の促進

○ 若い世代が自立して教育を受けられるようにする

○ 子ども自身の能力や意欲を活かした社会参画活動


(少子化の経済社会的影響への対応を)

○ 女性や高齢者の雇用・就労環境の整備など老若男女共同参画、人材育成、新規産業創出、地域振興など



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