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第4回管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン)改定検討会議事要旨

 日時 平成14年7月1日(月) 14:00〜16:00
 場所 厚生労働省専用12会議室(5階)
 出席者(敬称略)
 五十嵐、石田、香川、君羅、高橋、田中、中坊、中村、八倉巻、山本
 (厚生労働省)古畑栄養指導官 他

4 議題
  (1)管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン)改定検討会
報告書案について
  (2)その他

5 議事要旨

 事務局より資料説明が行われたのち、各委員より意見が表明された。概要は、下記のとおり。

管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン)改定検討会報告書(案)についての意見

 ○応用力問題は、他の基本問題との間に、配点の重み付けを考慮するのが望ましい。

 ○医師、薬剤師等では、養成施設側でモデル的コア・カリキュラムが作成されており、国家試験出題基準はそれを基本としている。しかし、管理栄養士の場合は、養成施設側からモデル的コア・カリキュラムが作成されていないので、国家試験ガイドラインが教育のモデルのようになってしまっている。管理栄養士教育においても、学会レベルでコア・カリキュラムを早急に策定すべきである。

 ○出題基準について

生化学については、出題の主たるところは、「人体の構造と機能及び疾病の成り立ち」に含めることにしてはどうか。その際、「基礎栄養学」でも良いという含みも残して、「人体の構造と機能及び疾病の成り立ち」を参照することを「基礎栄養学」に注記してはどうか。

食事摂取基準については、必要量の科学的根拠の部分は、「基礎栄養学」又は「応用栄養学」で行い、食事摂取基準の概念については、「公衆栄養学」が良いのではないか。

栄養マネジメントについては、複数の科目で重複しているが、基本的なところはどこか1科目にし、あとはそれぞれ臨床栄養や公衆栄養では専門性を活かして出題するということでどうか。

 ○用語の統一について
日本医学会で編集している医学用語辞典に準じて、医師国家試験等との整合性も図ってはどうか。それ以外は、日本栄養・食糧学会用語集を参考にしてはどうか。

6 次回の日程

 平成14年8月6日(火)


問い合わせ先  厚生労働省健康局総務課生活習慣病対策室
 担当 古畑(内2343)、清野(内2344)
 電話 03−5253−1111(代)


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