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平成14年7月1日

介護報酬改善について

日本歯科医師会 副会長  岡  邦 恭
 常務理事 新井 誠四郎


 要介護高齢者の多くが口腔内に様々な問題を抱えていることは各種調査で明らかである。また、最近行われた厚生科学研究によれば、口腔保健と高齢者のADL、QOLとの関係、要介護高齢者の誤嚥性肺炎予防等に果たす口腔衛生の役割など、口腔保健と全身的な健康状態の関係が明らかにされてきている。そこで、次の諸点についての改善が必要と考える。

1.居宅療養管理指導についての回数・評価方法を見直すこと

2.介護支援専門員(ケアマネジャー)に対する口腔ケアの重要性に関する理解を深められるよう、サービス担当者会議(ケアカンファレンス)等で口腔ケアに関する情報が関係者に十分に周知されるようにすること


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