戻る
重度療養管理について(案)
1 背景
- 療養病床については、医療の密度が高い患者は医療保険へ、医療管理下での介護の必要度の高い患者は介護保険へという機能分化の方向
- 一方、医療の密度や介護の必要度が変動する高齢者の特性から、厳密な機能分化をすると、医療も介護も必要なため制度の狭間で受け入れ先がなくなる患者への対応が困難になる可能性が大
- そのため、医療保険と介護保険のそれぞれの制度が有効に機能していくためには、療養病床の機能分化に併せて相互乗り入れ的な部分が必要
- 既に、医療保険では、「日常生活障害加算」や「痴呆加算」を創設
2 目的
- 介護保険でも、「重度療養管理」の考えを提示することにより、両方の制度の工夫により、長期療養の必要な高齢の患者の受け入れ先を確保することが目的
3 内容
- 介護療養施設サービス費に特定診療費として、「重度療養管理(1日につき)」を創設
- 対象者としては、例えば、要介護4以上で、頻回の喀痰吸引が必要な患者や持続点滴等を受けている患者等を想定
トップへ
戻る