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介護報酬体系の見直しについて

平成14年7月1日
社会保障審議会介護給付費分科会

 当分科会としては、別添の介護報酬体系の見直し案をもとに、電算システム用コード案の準備を始めることについては、了承することとする。

 平成15年度の介護報酬の見直しの検討は、この体系に基づいて行うこととなるが、介護保険施行後3年目になる現時点において、在宅重視の理念の実現やサービスの質の向上に向けた取組みが必要になってきており、報酬体系についても、実態を見極め、保険財政への影響に配慮しつつ、さらなる議論を続けていくことが必要である。特に、以下の点について付言する。

 なお、介護と医療の役割分担、施設サービスと居宅サービスの体系の在り方、保険料等の在り方など制度面の検討の必要も生じてきており、介護報酬の見直しも制度の在り方と関連する面もあることから、関係者を含めた制度見直しの議論を進めるべきである。


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