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少子化社会を考える懇談会(第1回)

平成14年3月27日(水)
午後5時〜7時
厚生労働省省議室

議事次第

1.開会
2.坂口厚生労働大臣挨拶
3.メンバー紹介・座長挨拶
4.懇談会の開催趣旨について
5.新人口推計の結果について
6.これまでの少子化社会への対応について
7.意見交換
8.今後の進め方について
9.その他
10.閉会

【資料】

資料1「少子化社会を考える懇談会」の開催について
資料2「少子化社会を考える懇談会」メンバー
資料3「少子化社会を考える懇談会」の今後の進め方について(案)

【関連資料】

照会先 厚生労働省政策統括官付社会保障担当参事官室
〒100-8916 東京都千代田区霞が関1−2−2
電話(代表)03−5253−1111
   (内線)7705、7691 西村、森


(資料1)

「少子化社会を考える懇談会」の開催について

1 趣旨

 今回の人口推計においては、晩婚化に加え、夫婦の出生力そのものの低下という最近の傾向が見られたことから、前回推計に比べ少子化が一層進展するという結果になった。
 少子化問題は、我が国の経済社会に大きな影響を及ぼす可能性があるとともに、国民一人一人の生活観や社会の在り方に大きく関わってくることから、その要因や少子化社会への対応について、経済、社会保障、雇用、教育など幅広い視野から検討するため、厚生労働大臣が主宰する有識者による懇談会を開催する。

2 検討内容

(1)少子化の要因の分析

○社会経済状況や若い世代の価値観の変化も踏まえ、少子化の要因を分析する。

(2)少子化の影響の分析(約20年後の社会の姿を描く)

○少子化が将来の我が国の社会経済に与える影響を分析し、対応の在り方の検討に資するため、約20年後の社会の姿を描く。

(3)少子化社会への対応の総合的な在り方の検討

○少子化社会に対する認識と経済社会全体の在り方(少子化に対する評価、若い世代の選択との関係、次世代育成の重要性、経済社会の在り方、社会保障及び雇用の在り方、など)
○エンゼルプランなど少子化対策の拡充
○労働分野での対応策(労働時間や働き方の多様化、高齢者や若年者の雇用など)
○上記の検討に当たり、これまでの少子化対策をフォローアップする

3 検討スケジュールと体制

(1)3月に第1回会合を開催。その後、1〜2ヶ月に1回程度開催し、1年程度で報告をまとめる(必要に応じ中間的なとりまとめも行う)。ヒアリングも実施する。報告を受け、必要なものは平成16年度予算(早ければ15年度予算)に反映させる。

(2)懇談会での検討を円滑に行うため、省内に、事務次官を主査とし、厚生労働審議官を主査代理とし、政策統括官(社会保障担当)、雇用均等・児童家庭局長、年金局長及び政策統括官(労働担当)を副主査とし、関係局長を委員とする少子化問題会議を設置する。また、課長レベルの幹事会をおくとともに、係長程度以下の省内若手職員等により、約20年後の社会の姿を描く作業などを行うワーキングチームをおく。

(3)懇談会の事務局(庶務等)は社会保障担当参事官室で行う。

4 第1回会合

 3月27日(水)17:00〜19:00 於:省内省議室(9F)


(資料2)

「少子化社会を考える懇談会」メンバー

  青木 紀久代 お茶の水女子大学大学院人間文化研究科助教授
  安達 知子 東京女子医科大学助教授
  大越 将良 「男も女も育児時間を!連絡会」世話人
  大日向 雅美 恵泉女学園大学教授
  奥山 千鶴子 子育てNPO法人「びーのびーの」代表
  柏女 霊峰 淑徳大学社会学部教授
(座長) 木村 尚三郎 静岡文化芸術大学長
  熊坂 義裕 岩手県宮古市長
  黒澤 昌子 明治学院大学経済学部助教授
  玄田 有史 学習院大学経済学部教授
  小西 秀樹 学習院大学経済学部教授
  酒井 順子 エッセイスト
  佐藤 博樹 東京大学社会科学研究所教授
  残間 里江子 (株)キャンディッド・コミュニケーションズ代表取締役
  清水 ちなみ コラムニスト・「OL委員会」主宰
  白石 克子 伊勢丹労働組合執行委員
  津谷 典子 慶應義塾大学経済学部教授
  松本 秀作 日本青年会議所会頭
  水戸川 真由美 いいお産の日実行委員会事務局長・テレビ・ビデオ制作コーディネーター
  山崎 泰彦 上智大学文学部教授
  山田 昌弘 東京学芸大学教育学部助教授
(50音順、敬称略)

全21人 男10人、女11人
30代8人、40代9人、50代3人、70代1人
(平均年齢45歳)


(資料3)

「少子化社会を考える懇談会」の今後の進め方について
(案)

第1回(3月27日)

○人口推計、これまでの取り組み、フリートーキング

第2回(5月)

○少子化の要因と少子化社会に対する認識、経済社会全体の在り方

第3回(6月)

○少子化の影響と少子化社会に対する認識、経済社会全体の在り方

第4回(7月)

○これまでの少子化対策のフォローアップと今後の対策の在り方

第5回(9月)

○審議状況の中間とりまとめ

その後、少子化社会への対応の在り方について年度末まで議論


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