昭和42年 | 第1回医学教育シンポジウム 教授会・教室員会・青医連・学生 インターン運動は医学教育改善運動 |
昭和43年 | 医師法の一部改正 非入局・病院公開制 |
昭和44年 | 第1回三者協議会 準備会 市中病院・教授会・教室員会・青医連・学生 「現行の法律とは無関係に、卒後教育はいかにあるべきかの問題につき、現場で直接診療に従事する市中病院の先 生方に意見を聞き、東北大学としての望ましい研修形態を確立していきたい。」 医学部長 槙 哲夫 |
昭和46年 (1971) | 初期研修カリキュラム(第6回会合) 東北大学医学部三者協議会(52病院参加) |
昭和62年 (1987) | 東北大学関連病院協議会 |
平成5年 (1993) | 東北大学艮陵協議会へ発展的解消 卒後研修カリキュラムチェックリスト |
平成6年 (1994) | チェックリスト第2版 |
平成9年 (1997) | 学内でのスーパーローテート方式の提言 |
1. 内科・外科志望者を対象とした 2. 研修修了まで非入局 3. 学生の時に事前の見学 4. 研修先での研修医数の自主的調整 |
人気のある病院が時代とともに変化する(指導者の人気) 研修修了後の大学医局入局時に、間接的に指導内容の評価が行われた カリキュラムとその評価は明文化されていなかった |
平成9年 | 院内スーパーローテートプログラム作成 |
平成10年 | 院内ローテートプログラムの追加 |
平成11年 | 院内院外複合ローテートプログラムの追加 東北大学医学部附属病院卒後臨床研修内規 策定 関連研修施設群の基準設定 卒後臨床研修センター設置 |
平成12年 | 院内スーパーローテート開始 |
平成13年 | 卒後研修記録 カリキュラムと評価 作成 |
1. | 卒後2年間は非入局 |
2. | 東北大学のカリキュラムの策定 |
3. | 救急診療の実践の場として、麻酔科と救急外来、救急当直の活用 |
4. | 内科、外科、麻酔科を必修とし、選択科を加えたローテートとする |
5. | 研修の場は、大学病院、研修指定病院、研修可能と判断された協力病院 |
6. | 協力病院は、診療科毎に指導者数、常勤医師数を考慮して判定する |
7. | 卒後研修委員会が研修先の調整を行う |
8. | 研修指定病院でも共同ローテートを可能とする |
9. | 大学病院指導医、研修病院指導医、他大学医員またはコメディカル部門からの委員を加えた評価委員会(評価機構)で研修の評価を行う |
研修内容にバラエティができる プライマリ・ケアの実践 救急患者への対応 / 1次〜3次 地域医療、在宅医療への参画 専門に偏らない総合的診療の実践 地域での予防医学への参画 等々 |
研修指定病院の規模を満たさなくとも、優れた指導医のもとでの研修が可能
少人数の研修医に対してのマンツーマンの指導体制 − 医学知識、医療技術のほかに、 role model を通して人間性の習得 少人数であるための緊張感を持った研修 |
評価システムがないことが多い カリキュラムが不備のことが多い 勉強会などの学習システムが不足しがち 専門家の意見を聞く機会が少ない |
1. 大学による研修内容の監督・評価 2. 大学による研修内容の調整 3. 大学による研修状況の査察 4. 評価機構による研修の最終の評価 |
病床数 | 関連病院数 | 研修医数 | 平均受け入れ数 |
500- | 19 施設 | 141 名 | 7.8 名 |
400-499 | 15 | 71 | 4.7 |
300-399 | 18 | 51 | 3.2 |
200-299 | 18 | 17 | 1.1 |
100-199 | 15 | 36 | 2.8 |
-99 | 4 | 0 | 0 |
合計 | 87 | 316 | 3.9 |
病床数 | n | 研修システム | 評価システム |
500- | 19施設 | 17施設 | 13施設 |
400-499 | 15 | 8 | 5 |
300-399 | 18 | 5 | 3 |
200-299 | 18 | 1 | 0 |
100-199 | 15 | 2 | 2 |
-99 | 4 | 0 | 0 |
合計 | 87 | 33 | 23 |
病床数 | n | 研修指定 | 内科研修認定 |
500- | 19施設 | 15施設 | 14施設 |
400-499 | 15 | 2 | 8 |
300-399 | 18 | 2 | 3 |
200-299 | 18 | 0 | 1 |
100-199 | 15 | 0 | 1 |
-99 | 4 | 0 | 0 |
合計 | 87 | 33 | 23 |
1. | 研修医個人の個性と希望を尊重 |
2. | 良質な医療人育成の保障 |
3. | 研修医の経済的環境条件の保障 |
4. | 社会の医療に対する要請などを踏まえ、成長性、柔軟性を持つ |
5. | 大学附属病院と地域の医療機関の密接な連携 |