受付番号	：	３６
受付日	：	平成１３年９月１７日
年齢	：	下記参照
性別	：	下記参照
職業	：	下記参照
氏名	：	下記参照（匿名化希望なし）
所属団体	：	妊娠・出産をめぐる自己決定権を支える会
この問題に関心を持った理由	：	不明

御意見
　精子・卵子・胚の提供等による生殖補助医療に関する意見書
　貴部会は８月１５日の会合において、第三者の女性の代理出産(いわゆる借腹)は、国内で全面禁止とする昨年１２月の専門委員会報告を了承し、従来の方針を変更しないことを確認しました。７月の初会合では専門委員のメンバーを務めた委員らから、この全面禁止は議論が充分でなく、拙速だったという意見もあったのに、事務当局が時間がないので、昨年の委員会の方向に沿いたいとの発言があり、これに対し本委員らから異議なしとされたとのことです。
　このような重大な結論を本委員会において討論なく通過させてしまうことは納得いきません。まして、かつての委員からの討議不充分との発言を無視してしまうなどの、事務当局主導では何のために本委員会を立ち上げたのか判りません。
　進歩展開した生殖医療を選定し、享受することは憲法下の国民の権利であり、法の規制によりパニッシュメントを加えることに与することは出来ません。委員諸公の良識ある判断を希求するところであります。

妊娠・出産をめぐる自己決定権を支える会

会長	：	飯塚理八（７７才）　男　医師　慶應大学名誉教授（産婦人科学） 所属団体 ： 日本産科婦人科学会（名誉会員、元会長） 日本不妊学会（名誉会員、元理事長） 日本受精着床学会（名誉会長、元理事長）　　など
副会長	：	星野一正（７４才）　男　京都大学名誉教授 医学一医科学研家・バイオエシックス・インフォームド・コンセントの専門家 所属団体 ： 日本生命倫理学会（初代会長、現常務理事） 国際バイオエシックス学会（1990年設立準備委員会以来の創設会員） 財団法人先端医療振興財団（神戸市）「先端医療センター生命倫理審議会」（初代会長） 京都大学再生医科学研究所「ヒト幹細胞に関する倫理委員会」 （初代委員長） 京都大学大学院人間・環境研究所 「人間・動物実験倫理委員会─国際倫理基準小委員会」（会員）
議長	：	遠藤直哉（５６才）　男　弁護士　桐蔭横浜大学教授 所属団体 ： 第二東京弁護士会　桐蔭横浜大学法学部（教授）
会長補佐	：	大野虎之進（７５才）　男　医師　東京歯科大学名誉教授（産婦人科学） 所属団体 ： 日本産科婦人科学会（功労会員） 日本不妊学会（功労会員）　日本受精着床学会（名誉会員）
議長補佐	：	釘澤知雄（４６才）　男　弁護士 所属団体 ： 第二東京弁護士会　中央大学法学部非常勤講師（民法）
事務総長	：	柳田洋一郎（７３才）　男　医師　東京マタニティークリニック院長 所属団体 ： 日本産科婦人科学会　日本母性衛生学会（功労会員） 米国医療情報学会