【企業のパートタイム労働者の雇用管理の実態について】

（パートタイム労働者の基幹化について）

○ 正社員への転換は、正社員の枠がそもそも少ないところ、全国転勤があって正社員化への希望が少ないところでは進んでいない。

○ 正社員の枠があっても、パートから採るのではなく、新卒からとるのではないか。パートから採るところまで、企業は踏み切れていないのではないか。

○ 全国転勤以外にも、正社員になると労働時間が長くなるので希望がないという状況もあるのではないか。

○ パートタイム労働者の「基幹化」の定義は曖昧である。

○ パートタイム労働者が戦力化すると、少しずつ処遇の均衡が進んでいくという感じがする。

（その他）

○ パートタイム労働者の能力給について、差をつけること自体が難しいのではないか。

○ 例えば８時間労働を２人で４時間ずつに分けた場合、時間あたり生産性は高まるはず。ただ、その２人を管理する人間が必要であり、管理面ではコストが高まるということか。