第8回社会保険病院等に関する専門家会議議事要旨 日 時:平成20年9月3日(木)15:00〜17:00 場 所:厚生労働省5号館専用第24会議室(19F) 出席者:五十里委員、尾形委員、坂元委員、田中委員、藤原委員、山本委員 1 開会 2 資料に基づき説明 3 説明後の主な質疑内容(○:委員) ○:地域医療の確保の観点からも、少なくとも病院機能の劣化を防止する上で、剰余金を財源として必要な施設設備を検討する必要があるのではないか。病院の機能としては、 一切投資が出来ないために必要な物が購入できないというようなことは、病院機能という面から見ても、患者の利便性の観点から見ても、問題になることがあるのではないか。 ○ :都道府県は、看護師確保対策について役割を担っており、看護師の需給見直しについても計画的に進めている。そういう観点で、もし廃止ということになると、養成数がそれだけ下がる。 非常に影響が大きいものであるため、都道府県にも相談をしていただきたいと考えている。 ○:この3年間、全体的に黒字が少なくなってきている。最初の年は給与を削減する等、様々な努力でその効果が出ている。しかし、将来、本当に経営としてやっていけるのかどうか、 診療報酬だけの問題なのかどうか、その辺のところが見えてこない。 ○ :グループとしての経営という時には、結果として黒字もそうだが、途中、ヒアリングの際にもいくつか出てきたと思うが、グループとして助け合っていること等、グループとしての運営の評価が 必要ではないか。 ○ :地域での医療体制の連携ということと、病院群として医師を派遣しあうこととは両方成り立つ、ということが我々のおおよその理解ではないか。 ○:社会保険病院等の評価をするにあたり、他の医療機関集団と比較することにも意味があるのではないか。 ○:各病院が、医師確保も含めた将来の計画が持てるかどうか、つまり、魅力ある病院にするにはどうしたらいいか、そういうビジョンを各病院が持つことは非常に重要ではないか。 以上