第2回社会保険病院等に関する専門家会議議事要旨 日時:平成19年12月27日(木)15:00〜16:50 場所:中央合同庁舎5号館19階専用24会議室 出席者:五十里委員、坂元委員、田中委員、山本委員(五十音順) 1 開会 2 社会保険病院の経営改善状況、二次医療圏別病床数、社会医療法人等について、 資料1〜3に基づき事務局より説明 3 主な質疑内容(○:委員●:事務局) ○:これらの病院について、国から地方自治体への無償譲渡も考えられるのか。 ●:整理合理化の方針は決まっていないが、年金等福祉施設等の整理合理化の背景 を考えると、困難と思われる。 ○:経営評価の対象とする期間については、医師不足が顕著となってきた平成18 年度以降の収支も重要となるのではないか。 ○:単独で経営自立できる病院については、単に収支だけではなく、医師や看護師 の確保ができるか等の問題も含めて考える必要があることから、判断が非常に難し い。 ○:病院が果たしている機能が、病院が残るということではなく、地域で必要な医 療ニーズがあって、それをどうやって残すか、そのためにこれらの病院がどういう 形で残ればいいのかというスタンスで考えなければ、本当の意味で地域のためにな らないのではないか。 ○:民間の病院が無くなるのと、公的病院が無くなるのでは、住民の反応が異なる。 公的病院は残して欲しいという気持ちが優先するはずである。 ●:地域医療において果たしている重要な病院機能は残す必要があるということは 我々の共通認識。 ●:全国に10カ所ある厚生年金病院のうち、数カ所が病床規模の小さいリハビリ 中心の病院となっており、他の病院と同じく急性期中心の評価軸に当てはめること が適当なのかどうかよくご議論いただければありがたい。 ○:回復リハビリというのは社会的に必要な資源であると思う。リハビリについて は別に評価軸を考えるということはありえるかもしれない。