「第6回社会保険オンラインシステム刷新可能性調査専門家会議」議事要旨 1 日  時  平成16年7月1日(木) 14:00〜16:20 2 場  所  厚生労働省共用第8会議室 3 出席者 (敬称略、50音順)   板倉、江口、大槻、大橋、大場、榊原、鈴木、角田、西野、根岸、拜原、   平野各委員 4 議  題  業務プロセス及びシステム構成等について 5 議事概要(本会議は個別業者の事案を取り扱うため非公開)    アイ・ビー・エムビジネスコンサルティングサービス鰍謔闥イ査で得られた知見 の説明を行った後、質疑、意見交換が行われた。      【主な説明】    ○社会保険オンラインシステム刷新可能性調査中間報告について  【各委員の主な意見】 ○業務改革において、証明書取得の負担が軽減されることは望ましいが、本人確認 についてはどのようにするのか。 ○年金の手続き等について、社会保険事務所に行かなくても市区町村でも手続きを 行える形を提案されているが、共済組合のデータを社会保険庁は持っているのか。 もし、ないのであればどうするか検討すべきでは。 ○システムの変更等について、改変するとなると著作権法上の権利がある。仮に競 争入札という形にしても、権利関係を明確にしておかないとスムーズにいかない。 ○著作権の移転をせずとも、業務上必要な改変を全部実施するということを条件に、 利用許諾権を得る方法もあるのではないか。 ○あるべきシステムの姿については、次期システム提案の中で検討することから、 現状調査の報告書では極力触れない方がいい。 ○プロダクトを調達するという視点だけではなくて、サービスを調達するというこ とも考えられるのではないか。 ○他国での調達状況はどうなっているのか。国がソフトウェアやハードウェアを買 って運用しているのか。あるいはアウトソーシングするという例はないか。もし、 アウトソーシングしたらどういう問題が出てくるのかということも検討する必要 がある。 ○ユーザーの発注能力が高まれば、既存のベンダーも常に競争にさらされることに なる。こういった環境を作らなければ刷新の意味がない。 ○利用者にとって何が本当に必要な姿かということを念頭に置いて、業務改善ない しは事務の簡素化のための法改正を行う必要があるのでは。   (照会先)社会保険庁運営部企画課計画班計画第1係       電話 03−5253−1111(内線3656)