「第3回社会保険オンラインシステム刷新可能性調査専門家会議」議事要旨 1.日  時  平成15年12月11日(木) 14:00〜16:00 2.場  所  厚生労働省共用第6会議室 3.出 席 者 (敬称略、50音順)          飯塚、板倉、江口、大槻、大橋、榊原、鈴木、角田、西野、平野各委員 4.議  題  刷新可能性調査業者の決定報告等について 5.議事概要(本会議は業者の個別案件を取り扱うため非公開)    刷新可能性調査業者の決定経緯等について事務局より説明を行った後、質疑、 意見交換が行われた。  【主な説明】   ○外部調査業者の決定について   選定に当たっては、庁内に設置した刷新検討委員会において、外部専門家委員の 評価を参考に個々に評価を行い、プレゼンテーションを聴取したうえで審査を行 い、庁内検討委員会として総合評価を行い、最も評価の高かった「アイ・ビー・ エムビジネスコンサルティングサービス株式会社」に決定した。   ○社会保険の保険料徴収額及び事務経費について   ○社会保険オンラインシステムに係る経費の推移について ○社会保険業務の機械化の変遷について    【各委員の主な意見】 ○サービスレベルを適正に保っていくという考え方は非常に重要。 ○機能改善を行った場合、例えば、効率化をやったとすれば、その他の経費は落ち るのか。システムの費用が増えれば人件費の費用が落ちていくといったような効 果はあるのか。 ○徴収額、事務経費を定率で見た場合、厚生年金に比べ国民年金の効率が悪いが、 システム化することで救えるのか。 ○使用料を払い終えた後、ソフトの所有権は国に移転するのか。一般に業者との委 託で開発したものは終わった後でも受託した業者の側にある。役所の場合は特に それを特記して役所側にあるものとするという条項を最初の段階で設けることが 必要。 ○システムを刷新するときに、どのくらいのタイムスパンを考えているのか。 ○かなりの投資を仮にした場合には、従来とは違う効率性が見込まれないと投資の 意味がない。 ○1日当たりの平均処理件数は長期的に増えていくが、どういう関数で増えていく のか。 (照会先)社会保険庁運営部企画課計画班計画第1係        電話 03−5253−1111(内線3656)