知らないのが、一番こわい。
○×クイズで、
大麻の正しい知識を。
世の中には大麻について
誤った情報が多くみられます。
クイズで正しい知識をチェックしましょう。
意外な落とし穴があるかもしれません。
「大麻は安全」っていう人がたくさんいるけど本当?
答え
大麻は精神・身体に大変有害です。
特に10代にとっては取り返しのつかない害も。
大麻は肺や心臓、脳などに影響し、うつ病や記憶障害、妄想などを引き起こします
。そのほかにも、多様な身体・精神的症状に結びつくといわれています。
特に20歳までで成長が完成されるといわれる脳には影響が大きく、ダメージを受けた脳は治療しても、多くは元に戻らず、使用したタイミングが若いほど、認知機能の低下、感情がコントロールできない、疲れやすく無気力になるなどの症状が深刻に出ます
大麻は、お酒やタバコみたいに依存性がないんでしょ?
答え
大麻含有成分THCには依存性が確認されています。依存は、脳への影響で自分の意思ではやめられなくなった状態のことです。
2016年のWHO薬物依存専門委員会で、大麻に含まれる成分THCには依存性があると示した論文が公開されました。
依存とは、使用を繰り返した結果、渇望をコントロールできなくなった状態。無意識のうちに大麻が最優先の状態に変わってしまうこともあります。
現在の医療では、大麻への渇望を抑える特効薬は存在していません。薬物の怖さはこの依存形成にあります。
1回だけでも大麻を吸ったら薬物の「乱用」になるの?
答え
薬物乱用=決められたルールを守らずに薬物使用をすること。
回数は関係なく1回の使用でも乱用です。
薬物乱用とは、「決められたルールを守らないで、薬物を使用すること」です。違法薬物は法律によって厳しく取り締まられています。
また、医薬品についても「病気や傷の治療に使う」といった本来の目的以外に使えば薬物乱用となります。
乱用と聞くと何度も使用するイメージが強いですが、回数は関係ありません。1回でも使用すると乱用になります。
大麻などの違法薬物に関しては所持しているだけで犯罪です。
覚醒剤に手を出さなければ、大麻くらい平気でしょ?
答え
それぞれにリスクがあり、心身に悪影響があります。また、他の薬物使用につながる可能性も懸念されています。
覚醒剤や、大麻、その他の薬物にはそれぞれ有害な成分が含まれるため、どの薬物が安全ということはありません。
また、全国の覚醒剤取締法違反による受刑者を対象とした調査では、初めて使用した薬物が大麻である者の割合が、特に大麻の乱用拡大が著しく進む若年層になるにつれ、増加しているという結果となっています。
海外では合法の国もあるから安全だよね?
答え
合法性と安全性は別問題。
確かに海外では大麻が合法の国もありますが、
大麻を安全だと認めた国はありません。
大麻を取り巻く環境は日本とは異なっており、海外の法律等はそれぞれの国の事情や背景を元に作られています。
合法の国のその多くは、大麻の使用について何らかの制限をかけており、安全なものとして見なしているというわけではありません。
薬物を使っても、警察に捕まらなければ体に害はない?
答え
体への影響は、捕まるかどうかに関係なく、使用したその瞬間から始まっています。
薬物の害は、法律に違反して検挙されるかどうかとは無関係に、体内に入った瞬間から脳や内臓に作用します。
覚醒剤や大麻、合成麻薬などはいずれも中枢神経に働きかけ、幻覚や妄想、心臓や肝臓への負担、記憶障害といった影響を及ぼす可能性があります。
「バレなければ平気」という考え方は、犯罪としてのリスクだけに注目した誤解であり、実際の健康被害はその人の意思や運とは関係なく進行します。
捕まる・捕まらないにかかわらず、薬物を使わないことが自分の心身を守るために重要です。
海外に合法の国があるなら、日本でも問題ないんでしょ?
答え
海外の法律がそのまま日本に当てはまるわけではありません。
大麻を取り巻く法律や環境は国によって異なり、それぞれの国の事情をもとに定められています。日本国内では、海外での合法性にかかわらず違法行為として処罰の対象となります。「海外では〜」という言葉に安心せず、 日本の法律に従って判断することが大切です。
大麻は、タバコやお酒より体に悪くないんでしょ?
答え
タバコや酒と単純に比較して、大麻の害が小さいとはいえません。
お酒もタバコも、大麻を含む薬物も、それぞれ異なるメカニズムで依存性や健康被害を引き起こす危険なものです。 世界保健機関(WHO)は大麻の害として、脳機能の障害や呼吸器の障害、精神病のリスク増大を挙げています。「〜よりマシ」という比較は、リスクを小さく見せる典型的な誤解です。
薬物の正しい知識
SNSで『安全』『合法』と紹介されていたら、本当に安全なんだよね。
答え
SNSの「安全」「合法」という表示は、安全性を保証するものではありません。
SNSには誤った情報や違法な薬物の販売につながる投稿が含まれることがあります。 「合法」「安全」と書かれていても、安全性を保証するものではありません。
知らない人からもらったものだけ気を付ければ大丈夫。友達から勧められたものなら安心だよね。
答え
身近な人からの誘いにも、同じように注意が必要です。
薬物は、知らない人だけでなく、友人や知人など身近な人から誘われることもあります。 相手との関係ではなく、「薬物を使わない」という判断が大切です。
薬物は一部の人だけの問題だから、自分には関係ない。
答え
薬物は、誰もが誘われる可能性がある身近な問題です。
薬物は、年齢や職業に関係なく、誰でも誘われる可能性があります。 だからこそ、正しい知識を身につけ、「使わない」という判断が大切です。
市販の風邪薬や咳止め薬は薬局で買えるから、たくさん飲んでも安全?
答え
市販薬でも、決められた量を超えて飲む「オーバードーズ(OD)」は命に関わることがあります。
市販薬は違法ではないため安全だと思われがちですが、医薬品は少量でも体に強い作用を及ぼすものです。
多量に服用すると肝臓に大きな負担がかかったり、命に関わったりするおそれがあります。
厚生労働省の調査では、依存症専門医療機関で治療を受けた市販薬関連の症例のうち、10~30代が8割以上を占め、女性が7割超という結果が出ています。せき止めなどに含まれる成分が多く乱用されており、2026年からは指定成分を含む市販薬の販売規制も強化されています。
「薬局で買えるから安全」ではなく、決められた使い方を守ることが何より大切です。
「お香」「アロマ」「グミ」として売られていれば、
危険な薬物ではないよね?
答え
商品名や見た目だけで、危険な薬物でないと判断することはできません。
危険ドラッグは、お香やアロマ、リキッド、グミ、クッキーなど、薬物とは分かりにくい形で販売されることがあります。
どのような成分が、どれくらい含まれているか分からず、呼吸困難や異常行動、死亡などにつながることもあります。商品の名前や見た目で安全性を判断してはいけません。
グミやクッキーの形をしているなら、お菓子だから安全なんでしょ?
答え
見た目がお菓子でも、中身が安全とは限りません。
危険ドラッグは、お香やアロマ、グミ、クッキーなど、薬物と分かりにくい形で販売されることがあります。どのような成分が、どれくらい含まれているかは分からず、 呼吸困難や異常行動、死亡につながることもあります。迷ったら口にせず、その場から離れることが大切です。
SNS・身近な危険
ストレスや悩みを抱えた時、薬物に頼れば根本的な解決になる。
答え
薬物に頼ることは、根本的な解決にはなりません。
薬物に頼ることは、一時的な気晴らしにしかならず、根本的な解決にはなりません。
むしろ、薬物への依存を深め、新たな問題を生み出す原因となる可能性があります。
「この辛さから解放されるなら…」と薬物に手を伸ばしたくなるように、ストレスや悩みから逃れたい気持ちは誰にでもあります。しかし、
薬物による快感は一時的なものであり、効果が切れるとより強い不快感や渇望に襲われます。
ストレスや悩みは、ヨガやスポーツ、趣味、信頼できる人への相談など、健康的な方法で対処することが大切です。
友人や知人から薬物を勧められたら、その場の雰囲気を壊さないために受け入れるべきだ。
答え
薬物を勧められたら、きっぱり断り、その場を離れることが大切です。
薬物を勧められたら、きっぱりと断り、その場から離れることが最も重要です。
しかし、親しい友達や、仲間からの誘いは断りにくいものです。
薬物乱用は一度足を踏み入れると、取り返しのつかない事態に陥る可能性があります。
「いらない」「興味がない」「やらない」と明確に伝え、その場を離れましょう。本当に大切な友人なら、あなたの意思を尊重してくれるはずです。もし断り切れそうになければ、事前に「どんな誘いにも乗らない」と決めておく、信頼できる大人に相談しておくなどの対策も有効です。
断ると場の空気が悪くなるから、一度くらい付き合うしかない。
答え
その場の雰囲気よりも、自分を守る判断を優先してください。
薬物は、自分の健康や将来に関わる問題です。 その場の雰囲気よりも、自分を守る判断が大切です。
薬物を断れるかどうかは、意志の強さだけで決まる。
答え
断るには、意志の強さだけでなく、正しい知識と事前の心構えが必要です。
薬物を断るためには、正しい知識や、誘われたときの対処法を知っておくことも大切です。 普段から「使わない」と決めておくことが、自分を守ることにつながります。
薬物を使わないためには、「誘われたらどうするか」を事前に考えておくことが重要だ。
答え
誘われたときの対応を、あらかじめ考えておくことが自分を守ります。
薬物は突然すすめられることがあります。そのとき慌てないよう、 「断る」「その場を離れる」「相談する」など、自分を守る行動を考えておくことが大切です。
1回だけ試すだけなら、依存しないんでしょ?
答え
「1回だけ」のつもりが、依存の入り口になることがあります。
最初の1回が心理的なハードルを下げ、次の使用につながりやすくなります。「一回だけ」は、誘いの場でよく使われる言葉ですが、 安全な1回というものはありません。 断る自信がないときほど、事前に断り方を決めておくことが自分を守ります。
誘われたらどうする?
「みんなやってる」と言われたら、断りにくいから仕方ないよね?
大麻のことで相談したら、結局、捕まっちゃうんでしょ?
薬物依存症になったら、一生回復できない?
答え
治療を受けて薬物を使わない生活を続ければ、多くの人が回復し、社会生活を取り戻すことができます。
依存症になった脳が完全に元通りになるわけではないとされていますが、
それは「治らない」ということとイコールではありません。
きちんと治療を受け、薬物を使わない生活を続けることで、多くの人は日常生活や人間関係を少しずつ取り戻していくことができます。これを「回復」と呼びます。
回復には時間がかかりますが、一人で抱え込む必要はありません。都道府県の精神保健福祉センターや医療機関、ダルクなどの自助グループが、本人や家族の支えになってくれます。
「もう終わりだ」とあきらめず、早めに相談することが回復への第一歩です。
大麻は、”持っているだけ”でも罪になることがある。
初めての違反なら、罪は軽く済むんでしょ?
困ったとき・法律
11問中 0 問正解
どうでしたか?
正しい知識が
あなたの健康と暮らしを守ります。