保健所/市町村での仕事内容
保健所や市町村では、地域で生活するすべての方々の健康を支援するため、家庭訪問、健康相談、健康診断や健康教育などを行います。対象者の健康を支援すると共に、地域の健康課題を捉え、対策を考え、地域を『みて』『つないで』『動かして』います。
常に地域全体の健康を考え、予防を大切にすることが特徴です。住民グループの活動を支援し、地域の方々が主体的に支えあう豊かな地域づくりを支援することも重要な役割です。
保健所/市町村の1日の流れ
- 8:30
- 出勤
- 8:30~8:45
- 部署内ミーティング
- 8:45~12:00
- 担当ケースの対応・健康教育・窓口/電話対応
- 12:00~13:00
- 休憩
- 13:00~15:00
- 集団健診
- 15:00~16:00
- 会議
- 16:00~17:15
- 担当ケースの対応、記録
- 17:15
- 退勤
どんな人が働いている?働く人のエピソード


【20代/女性】
現在、行政の介護予防・高齢者福祉部門で保健師として働いています。いずれは他職種と連携して地域で新しい事業をおこしたいと思っています。
【私のキャリア】
保健所/市町村
【50代/女性】
看護大学を卒業後、大学病院の看護師として救急医療に従事しました。その後、市町村保健師となり、働きながら大学院に進学しました。行政における公衆衛生看護の大切さを実感し、より広域に関わりたいと考え、大学院修了後は都道府県の保健師に転職しました。今は県本庁で、専門的知識を活かし、保健事業の企画立案等を行っています。
病院(500床以上)→保健所/市町村→保健所/市町村
【30代/女性】
私は現在地域包括支援センターに勤務しています。もともと大学病院に勤めていましたが、結婚・出産後に家庭生活と勤務があわず退職しました。子育てしながらもやっぱり看護の仕事がしたいと思い、ナースセンターから自宅近くにある地域包括支援センターを紹介して頂きました。
これまで病棟での経験しかありませんでしたが、地域でどのように在宅療養されているのか知ることができ、とてもやりがいを感じています。ゆくゆくはケアマネジャーの資格取得を目指し、地域医療を支える一人の看護師としてキャリアアップしていきたいです。
病院(500床以上)→保健所/市町村

厚生労働省「衛生行政報告例」(平成18~28年)