"子どもを生み、育てながら仕事を続けられる働きやすい会社"のステージから
"男女ともに子育て・介護をしながらキャリアアップできる会社"のステージへ
当社は2005年度に第1次男女共同参画行動計画を策定し、両立支援へ強力に取り組んできました。
2007年度以降も第2次男女共同参画行動計画を推進し、「仕事と子育てを両立」できる段階まで進めることが出来ました。
(2009年度における育児休業取得者は889名。育児時間取得者は1,159名)
今後、女性の能力を最大限に引き出し、組織能力の最大化を図るためには、さらに「男女ともに子育て・介護をしながら
しっかりキャリアアップ」できる段階に到達する必要があると考えます。
第3次男女共同参画行動計画(2010~2012年度)では、これまですすめてきた「仕事と育児・介護の両立支援」を
更に磐石なものとしつつ、「女性のリーダー任用と人材育成強化」および生産性向上に向けた「全社的な働き方改革」の2テーマを重点課題とし、
女性リーダーが恒常的に輩出される社内風土の完成を目指します。
【目標】国内資生堂グループ内の女性任用リーダー比率を2013年までに30%にする。(2009年現在19%)
これまでの取組により、わが社では、全ての職種において、女性社員が出産や子育てを理由に退職する事例はほとんどなくなり、
大きな成果をあげることができました。
次に目指すステージは、「女性が働きやすい会社」という段階から、「女性が組織の中核として生き生きと活躍している会社」です。
企業としての成長を続け、存続していくために必要不可欠な経営課題と位置付け「組織としての力の最大化」へ向け、さらにチャレンジするべく、
社員の意識と行動変革を図り、風土の醸成をしっかりと進めていきます。