■ 現行の保険料水準及び給付水準を据え置いた場合

《 積立金枯渇年度 》 現行の保険料水準及び給付水準を維持すると 国庫負担割合１／３の場合、厚生年金は平成33(2021)年度、国民年金は平成29(2017)年度 国庫負担割合１／２の場合、厚生年金は平成36(2024)年度、国民年金は平成41(2029)年度 に積立金が枯渇し、それ以降は、年金給付を行うために必要な財源の一部が確保できないこととなる。

《 積立金枯渇以後に年金給付に不足する財源の額 》 ○国庫負担割合１／３の場合

[ 厚生年金 ]

年 度	〜2020	2021	2025	2030	2040	2050
不足額	−	2.2兆円	12.1兆円	12.4兆円	15.6兆円	16.2兆円
保険料率換算	13.58%	15.1% (+1.5)	22.2% (+8.6)	22.7% (+9.1)	26.8% (+13.2)	29.0% (+15.4)
所得代替率換算	59.3%	53% (-6)	36% (-23)	35% (-24)	30% (-29)	28% (-31)

[ 国民年金 ]

年 度	〜2016	2017	2025	2030	2040	2050
不足額	−	0.4兆円	1.4兆円	1.5兆円	2.0兆円	2.1兆円
保険料換算 (16年度価格)	13,300円	16,200円 (+2,900)	22,700円 (+9,400)	23,700円 (+10,400)	29,100円 (+15,800)	32,400円 (+19,100)

○国庫負担割合１／２の場合

[ 厚生年金 ]

年 度	〜2023	2024	2025	2030	2040	2050
不足額	−	1.2兆円	9.9兆円	10.1兆円	13.2兆円	13.8兆円
保険料率換算	13.58%	14.4% (+0.8)	20.6% (+7.0)	21.1% (+7.5)	24.7% (+11.2)	26.7% (+13.1)
所得代替率換算	59.3%	55% (-3)	39% (-20)	38% (-21)	32% (-26)	30% (-29)

[ 国民年金 ]

年 度	〜2028	2029	2030	2040	2050
不足額	−	0.7兆円	0.7兆円	1.1兆円	1.3兆円
保険料換算 (16年度価格)	13,300円	17,800円 (+4,500)	18,100円 (+4,800)	22,100円 (+8,800)	24,600円 (+11,300)

注：	不足額及び国民年金の保険料は平成16年度価格、保険料換算は総報酬ベースである。