難病を抱えた患者や家族を社会全体で支える

総合職(事務系)

健康局難病対策課
課長補佐

平成18年入省

「声なき声」を聴く

厚生労働省で扱う分野には、数の論理では片付けられないものがあります。難病はその最たるものです。難病は、患者数が極めて少なく、原因が不明で、治療法が確立していないために、長期の療養を必要とする疾病。遺伝子レベルの変異が一因であるものが少なくなく、人類の多様性の中で、一定の割合で発症することは避けられません。国民の誰もが難病を発症する可能性がある。だからこそ、難病を抱えた患者や家族の方々を社会全体で支えていくことが、我が国の社会においてふさわしいことです。

厚生労働省のミッション

生活者として、医療や福祉の受け手として、働く者として、患者を支える親や家族として―。様々な角度から思いを巡らせ、難病を抱えながらも、この国で、安心して、生きがいや希望をもって暮らせる社会をつくること。それが厚生労働省のミッションであり、私がいま持てる力のすべてを注ぐ仕事です。