医務技監からのメッセージ

厚生労働省医務技監 福島靖正

健康・医療に関わる政策を立案し、遂行していくためには、医学や公衆衛生に関する専門知識や科学的な思考が不可欠であり、私を含め、300人を超える医師免許・歯科医師免許を持つ職員が、厚生労働省をはじめ、様々な省庁や機関等において大きな役割を果たしています。

新型コロナウイルス感染症対策

令和元年末に発生した新型コロナウイルス感染症は、急速に世界中に拡大しました。この病気で健康を害する方を可能な限り少なくするともに、社会・経済活動との両立等にも配慮する必要があります。また他疾患への対応も適切に行わなければなりません。私たちは、多くの関係者とともに、この課題に粘り強く取り組んでいます。

2025年、2040年に向けた医療供給体制の整備

2025年には団塊の世代が75歳以上となり、2040年には団塊ジュニア世代が65歳以上となります。我が国の人口構造は、「高齢者の急増」から「現役世代の急減」さらには「高齢者世代も減少」する局面へと大きく変化していきます。こういった将来展望の中で、全ての世代が安心できる社会保障制度を維持することが求められています。

技術革新の活用

昨今の情報通信、人工知能、ゲノム等にかかる技術革新は、医療の姿を大きく変えつつあります。社会的、倫理的な課題に適切に対処しつつ、技術革新を活かして、国民の皆様によりよい医療を提供できるようにしなければなりません。
これらの他にも、挑戦しがいのある課題が数多くあります。ぜひ私たちの仲間となって、一緒に仕事をしていきましょう。

医務技監とは

医療・保健にかかる重要施策を専門的観点から統理する事務次官級のポストとして、平成29年度の組織再編で「医務技監」が新設されました。医療技術の革新の保健医療政策への反映を推進すること、国際保健外交で日本が貢献するための中心的機能を果たすこと、国内の健康危機事案に対し、専門的立場から内閣官房と連携して対応すること等がその役割です。