たとえば、あなたがクラスの代表として、大勢の前で発表しなければいけなくなった、という場面を思い浮かべてみてください。
「うまくやれるだろうか」という不安と緊張で、こころが張りつめると、心臓がドキドキして、手に汗をかいたり、筋肉がこわばってカチカチになってきませんか。
これは、ストレスを感じたカラダが、それに対抗しようと、アドレナリンやコルチゾールなどのストレスホルモンを大量に出して頑張るからです。
プレッシャーがなくなると、こころもカラダもすぐに元どおりになります。しかし、強いストレスがかかった状態が続くと、やがて、こころとカラダは疲れ果て、「もう頑張れない状態」になってしまうのです。