Q8:ケガで大事な試合に出場できないときには、自分のこころとどのような向きあい方をしていますか。
A:ケガをしている間は自分自身と会話する時間が長くなるので、深刻に悩んでしまうほうかもしれません。
悩むときはとことん悩む方です。 自分のことを友人に話すことは苦手なんですが、よく相談は受けます。
自分ではどうしようもなくなったときには、母親に話を聞いてもらいます。
つらい気持ちをただ聞いてもらうだけで気持ちが楽になるというか…。
でも、今回は同じケガをしている他の競技選手といっしょにリハビリをして、たくさんのことに気づかされました。
自分以上に重いケガをしている選手でも「絶対復帰するぞ!」と思って、あきらめずにリハビリしているんです。
復帰したいという気持ちをもつことが大事だということを教えられましたね。
そして、マイナー競技の選手からは「バレーボール選手がうらやましい」と言われ、自分はほんとに恵まれているなと思いました。
自分を支えてくれる人がたくさんいることに、感謝しなければならないって……。
リハビリで同じ悩みをもつ人の話を聞けたことは、こころのメンテナンスをするいい機会になったと思っています。