世界保健機関(WHO)の「疾病及び関連保健問題の国際統計分類」は、現在の分類(ICD-10)に代わり、新しい分類(ICD-11)が2019年に採択され、2022年に発効となる予定です。
性同一性障害(ICD-10における原文Gender identity disorder)については、ICD-10では「精神及び行動の障害(Mental and Behavioural Disorders)」に分類されていましたが、ICD-11では「Mental, behavioural or neurodevelopmental disorders」とは別のConditions related sexual healthに分類され、Gender incongruenceとされています。
なお、各都道府県・政令指定都市にある精神保健福祉センター(https://www.mhlw.go.jp/kokoro/support/mhcenter.html)において、「性」に関するこころの悩みに対する相談を行っています。
上記の国際分類の見直しの動きを踏まえ、必要な対応を進めていきます。