国の政策と方向性

こころの健康対策~うつ病~

うつ病対策について

厚生労働省が3年ごとに全国の医療施設に対して行っている「患者調査」によると、平成8年には43.3万人だったうつ病等の気分障害の総患者数は、平成29年には127.6万人と21年間で2.9倍に増加しました。

「患者調査」は、医療機関にかかっている患者数の統計データですが、うつ病患者の医療機関への受診率は低いことがわかっており、実際にはこれより多くの患者がいることが推測されます。

気分障害患者数の推移【図を拡大する】
気分障害患者数の推移

厚生労働省では、うつ病を、極めて重要な健康問題としてとらえ、こころの健康を保つためのこころの健康づくりから、早期発見、うつ病にかかったときの治療や社会的支援にわたる対策を進めています。


うつ病にかかったときの治療や支援

うつ病の患者の方々が、その方に応じた適切な治療を受けることができることが大切です。このため、厚生労働省では、治療法に関する研究に関する助成などを行ってきました。その成果などを踏まえ、次のような施策を行っています。

  • 認知行動療法はうつ病や自殺予防に対する有効性が示されている精神療法で、欧米を中心に広く行われていますが、日本ではまだ十分に普及していません。
    平成22年1月に、厚生労働省の研究班が作成したうつ病に対する認知行動療法の実施マニュアルを厚生労働省のホームページに掲載しました。
    また、平成22年4月から認知行動療法の診療報酬上の評価が新設されました。認知行動療法が薬物療法と同様に精神科臨床において広く実施されるよう、医療従事者への研修を行うなど、普及を進めています。
  • うつ病等の精神疾患を有する方は、各種の障害者福祉サービス、医療費の助成などを受けることができます。
    【詳しい内容はこちら:治療や生活へのサポート
  • 精神科などの医療機関については、こちらで検索できます。
    【詳しい内容はこちら:医療機関を探し方・選び方

 

 

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