定例事務次官記者会見概要

(H19.12.13(木)14:01〜14:06 省内会見場)

【広報室】

《次官会議等について》

(次官)

今日の次官会議の内容から報告します。政令が3本かかりまして、一つは、麻薬、麻薬原料植物、向精神薬及び麻薬向精神薬原料を指定する政令の一部を改正する政令で、新たしく3つの物質を政令に規定したということであります。それから、国民年金法施行令及び特別会計に関する法律施行令の一部を改正する政令がありまして、これは国民年金事業等の運営の改善のための国民年金法等の一部を改正する法律というのがあるのですが、その施行に伴い、学生納付特例事務法人の指定の対象となる法人、学校法人等です、これを定めるということと、年金特別会計について所要の規定の整備を行ったというものであります。三つ目の政令は、厚生年金保険の保険給付及び保険料の納付の特例等に関する法律施行令、先般できた法律ですが、この関係につきまして、社会保険庁長官の権限を一部委任するようなことで、その規定の整備をするものであります。こういう政令が3件かかりました。私の方からの報告は以上ですが、ご質問がありましたらどうぞ。

《質疑》

(記者)

C型肝炎の和解骨子案がまもなく出るのですが、その後、裁判所との協議の中でどれくらい煮詰まっているのかということと今後の対応についてお話しできることがあればお願いします。

(次官)

今日午後3時半に骨子案が示される予定と聞いています。どういう中身になりますか。出されたところでその中身を見て検討ということになりますので予断を持たずに白紙で中身を受け取りたいと。それを受け取りましたらきちんと検討していきたいということであります。

(記者)

この前の口頭での骨子案を伝えられてから、何か新たな国としての意見というのを裁判所に伝えるようなことというのはあったのでしょうか。

(次官)

その後も裁判所は、各当事者にそれぞれいろいろな話をしていると思います。いろいろなやりとりを踏まえて、今日、示されるというふうに思っておりますが、どういうものが出てくるかはちょっとわかりません。

(記者)

そのいろいろなやりとりの中で、国として新しい意見を付け加えたということはあるのでしょうか。

(次官)

意見のやりとりですので。裁判所の口頭で示した骨子案も非公表ということになっておりますし、やりとりは基本的に非公表ですので、そういう議論を踏まえてどういうものが出てくるかということだと思います。

(記者)

それに関して、大臣が、できるだけ広く救済できるよう一所懸命やっていますということで、新たな指示をしたかのような言い方をされていましたけれども、大臣から指示はあったのでしょうか。

(次官)

大臣とはいろいろな相談をしております。それは厚生労働省だけではなくて、法務省も一緒に、この訴訟関係はやっておりますので。

(記者)

確認ですが、口頭で和解骨子案が示された後もということでよろしいですか、大臣とのやりとりは。

(次官)

そうですね。骨子案が示される前も後も、本件についてはよく大臣とは相談をしています。

(記者)

官邸とも相談されていらっしゃいますか。

(次官)

官邸には諸状況の報告はしております。

(了)


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