定例事務次官記者会見概要

(H19.11.21(水)14:00〜14:06 省内会見場)

【広報室】

《次官会議等について》

(次官)

今日は、繰り上げの事務次官等会議がありました。厚生労働省の関係では、政令が2本かかっております。港則法という国土交通省所管の法律の政令が改正されまして、大阪港と神戸港と、それから、尼崎西ノ宮芦屋港、これが統合されて阪神港となるという改正を行ったわけでありますが、それに合わせまして、検疫法施行令と港湾労働法施行令の一部を改正するという案件をかけました。今日の次官会議でかかりました厚生労働省案件は以上です。ご質問がありましたら。

《質疑》

(記者)

肝炎なのですけども、大臣が明日調査チームの報告がまとまるというふうにご発言されていたと思うのですが、その進捗状況について。

(次官)

大臣は、調査チームの中間報告を明日させるという話をしたのだと思います。中間報告の中身を私は聞いておりません。

(記者)

418人リストの死因とか、感染時期とか、特定について、役所の方では、今、どういう事項をやるか詰めている最中であると、時期がはっきり、いつごろから着手するのかという時期がはっきりしないのですが、固まりましたでしょうか。

(次官)

418人については二つの流れがあると。一つは、メーカーを通じて、医療機関を通じて、患者を特定して、受診あるいは治療等を呼びかけるというのでしょうか、今やっている作業ですね。それと、別途、418人について病状の変化とか、そういう内容的なものを少し調べるという二つあるわけであります。前の方はメーカーを通じて、今行われていると。後の方については、大臣の指示を受けて、調査の方法であるとか、あるいは、調査する中身であるとか、そういうことを担当部局で検討しておりまして、整理ができましたら、また大臣と相談をして、実施に入っていくと、そういうことであります。また、実施時期まで決まっておりません。できるだけ早くということで進めております。繰り返しになりますけれども、調査内容とか調査方法とか、どういうことをやっていくかと、今それを詰めている最中で、詰めたものを大臣と相談した上で、実施について決めていくと、そういう段階です。

(記者)

それは日程の目途とかはつかないでしょうか。大臣は昨日から、月の終わりに調査チームが発表する調査結果とは、それは別途結果を発表するというような発言をされているのですが、大臣と相談した上でだとは思いますが、いつごろ医療機関の方に投げて、その結果を収集して、分析して、発表するのか。

(次官)

今週ないし来週早々には大臣に相談をして、それで、できるだけ速やかに方針を発表すると、そういうような方向でいきたいと思っております。

(記者)

最終的な結果の分析というのはどれぐらいの目途で行うと。

(次官)

これは、医療機関側からの報告とか、関わる人たちがいろいろありますので、少し時間がかかるのではないかと思います。目途はまだちょっとたっているわけではありません。できるだけ早く、基本的には早くということでありますが、いろいろな関係機関がありますので、必要な期間はおかないと、きちんとした調査にならない。そういう意味で、必要な期間はおいてまとめていくということになります。

(記者)

この件に関して、製薬会社の方が十分対応をとらなければ、国が直接調査することも検討するというような趣旨の発言を大臣がされていますけれども、これは具体的に検討はされているのでしょうか。

(次官)

そういうことを含めて、今、検討をしていまして、それで、大臣と相談したいと思っています。

(記者)

それについての、国が直接そういう調査を行うことにまつわる問題点等はどのように認識されていますか。

(次官)

そのへんも含めて整理をさせたいということであります。

(了)


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