定例事務次官記者会見概要

(H19.08.02(木)13:31〜13:34 省内会見場)

【広報室】

《次官会議等について》

(次官)

今日の次官会議は、特段の案件は、ございませんでした。ご質問があればお答えいたします。

《質疑》

(記者)

薬害肝炎訴訟なんですけれども、31日に名古屋判決が出まして、国側の4連敗という見方もできるんですけれども、受け止めと今後の対応についてお聞かせ下さい。

(次官)

4度目という事でございます。これまでの判決の中で、確かお一人を除いては敗訴ということで、これにつきましては、今後の対応について、判決内容をまず十分検討する必要があると思っておりまして、関係省庁と協議した上で、対応を決定していきたいというのが現在の状況でございます。

(記者)

民主党が、年金保険料流用禁止法案を臨時国会に提出する構えですが、保険料が事務費などに使えなくなることで、社会保障費が増大するという懸念も一部にあると思うのですが、この点どのようにお考えでしょうか。

(次官)

基本的に、今までの年金改革では、これまでの政府の事務費と国庫負担の関係というものを前提にして、年金の再計算といったことも行われております。したがって、今回出た事務費に関する新しい問題というのは、年金記録問題に関して、新たに出た、追加的な費用というものをどのように負担するのかという問題として、この問題は整理されると思いますが、これにつきましては、社会保険庁において、ありとあらゆる、いわば自己努力をして、捻出するということでございますので、そのような意味で、年金財政というものの将来に影響が及ぶというような位置付けのものではないというふうに考えております。

(了)


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