定例事務次官記者会見概要
(H18.11.22(水)14:00〜14:03 省内会見場)
【広報室】
《次官会議等について》
(次官)
本日の次官会議は、医療法施行令の一部を改正する政令、これは法案の施行のためのものですけれども、当省関係この1件あったこと以外は特段のことはございません。質問ございましたらお受けしたいと思います。
《質疑》
(記者)
先だっての人事院の調査についてですけれども、そのご感想を。
(次官)
正直言って私もその資料をたしか昨日、見せていただいたぐらいですし、この内容について全く事前にお話も聞いておりませんでしたので、十分分析が必要だということで、コメントは差し控えさせていただきたいと思います。ただ、年金改革の被用者年金一元化のための作業というのは粛々と進めていただくという流れになっているという認識については変わりはございません。
(記者)
労働法制の関係なんですけれども、昨日、経済同友会の方が、労働法制の審議に関して意見書を出したんですが、その中で自律的労働時間制、ホワイトカラーエグゼンプションについて、導入は時期尚早であるという意見が経済界から出ていると思うんですけれども、労働側はずっと反対していますが、推進してきている経済側からも時期尚早と、議論が尽くされていないという声が出ているんですが、その件についてご感想をいただきたいのですが。
(次官)
基本的には、審議会で検討は進められていると、あくまでも、私どもとしては、そういうご意見がいろいろ出ているとして、今までの議論があり、またこの問題をどのように捉えるかという議論はきちんといただくべきであると思いますので、そのようなものも含めて、これから審議会でさらに十分な議論をしていただくという状況であると思いますし、そのようにご議論いただきたいと思います。
(記者)
一部報道で、国民年金のパートの人に、国民年金の保険料を企業が給与から天引きする形で徴収するという案を年金部会で検討するというようなことだったんですが、それについて状況を教えて下さい。
(次官)
私どもの認識としては、国民年金の保険料収納というのは、大変大きな課題であって、現在国会に出させていただいている法案においても、事業主にパートの方について、国民年金の保険料を納めることについての十分な周知をしていただくとか、勧奨していただくなど、そういうようなことの協力をお願いするという規定が確か入っております。そういう観点から、パートの方について、事業主のご協力が本当に大切だという認識を持っておりますが、それを天引きするどうというようなことについての議論あるいは方針を持っているといったような事実は私は聞いておりません。
(了)