定例事務次官記者会見概要

(H18.03.02(木)14:00〜14:07 省内会見場)
【広報室】

《次官会議等について》

(次官)
 本日の事務次官等会議ですが、厚生労働省関係の案件はありませんでした。なお、既にご案内のところですが、中央合同庁舎第5号館の庁舎について、CO2の排出量削減ということで、4月から本格的に取組みを実施しようと考えておりますけれども、できることからまずやろうということで、3月1日の昨日から、室内の暖房について、原則8時〜10時、それから、18時〜20時の時間帯のみ運転。エレベーターについても、9時〜10時の出勤時間帯、それから12時〜14時の昼休みの時間帯、これを除いて一部のエレベーターの停止。夜間はさらに停止の台数を増やす、それから照明についても一部消灯ということについて先行的に実施するということに致しているわけであります。来庁される方々にご不便をおかけするわけですけれども、趣旨をご理解いただいてご協力いただければと思っているところであります。以上ですが、何かご質問があれば。


《質疑》

(記者)
 米国産牛肉の関係ですけれども、米国側でも早く輸入を再開してほしいという声が出ているようなんですが、日本政府の今の取組状況、昨日でしたか会議もあったようですけれども、この間の報告書の翻訳状況やその後の段取りを含めて、どういう協議状況にあるか。

(次官)
 これは、先週の会見でもご質問があったわけであります。先日も申し上げましたけれども、報告書が400数十ページという、非常に大部だということで翻訳にかなりの時間がかかっている。翻訳をしながら、中身の精査を行っていますが、精査も今進めているところであるということで、今ご質問のとおり、昨日関係省庁の会議が官邸であったわけでありますが、ここでは米国側からの報告書の精査の各省の進捗状況について確認し合ったということです。今後の見通しでありますけれども、翻訳作業についてはかなり進んできているという状況であります。もう少し時間がかかるのではないかと思っておりますが、かなり進んできていて、大詰めの段階が段々近づいているということであります。まだ翻訳作業中ですので、もう少し待っていただければと思っております。それから先日申し上げましたとおり、報告書の翻訳ができれば公表するということで考えております。報告書の原文の方は既にインターネット等で閲覧することが可能なわけですけれども、和訳が出来次第これも公表したいと思っております。ということで、今後の方針について、具体的な方針、スケジュール、これは先週も申し上げましたけれども、まだ具体的にどうこうという段階にはまだなっていないということであります。国民の方々の食の安全に対する関心が非常に高いということなので、我々も作業をできるだけ急いで、ただきちんと訳すべきものは訳さないといけないし、検討すべきものに漏れがあってはいけませんので、急ぎながらも確実に、正確に作業を進めていくということが重要じゃないかと思っておりますので、もう少し待っていただきたいという状況です。

(記者)
 報告書の翻訳を公表されるときには、併せて例えば報告書を分析した政府の結果というか精査状況、あるいは政府としての見解みたいなものも出されることをお考えでしょうか。

(次官)
 そこはまだ決まっておりません。ただ一般論として申し上げれば、先ほど申し上げたように国民の方の関心が非常に高いわけですし、我々もリスクコミュニケーションを大事にしていかなくてはいけないということですので、まずできたものから順にやっていくということが順序なのかなと思っております。そういう意味では、翻訳が出来次第公表する。それから精査の結果が出れば、またそれをやるということで、順次やるということかなと思っておりますけれども、その辺りはできれば同時にやるということでしょうが、とにかく我々の方で持っているのではなくて、随時早急に公表していくということが重要ではないかと今思っております。ただそれも私の思いはそうだということで、方針についてはこれから各省とも相談して、あるいは省内でも詰めてということだと思います。


(了)

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