《事務次官会議について》

（次官）

　今日の次官会議では私の方から請議をいたしましたのは、政令が４本でございますけれども、これは全て先の通常国会で成立をいたしました雇用対策法等の一部改正の施行に伴います政令案の改正でございまして、１つは雇用対策法等の一部を改正する等の法律の施行に伴う関係政令等の整備等に関する政令案でございますけれども、これは法律で中身が変わったものに基づいて政令を整備するということで、ほとんどが文言の整理でございまして、地方家内労働審議会というものがなくなりましたので、こういったものを廃止するといった内容でございます。それからこの改正法によりまして家内労働法で都道府県の労働局長が家内労働者に係ります就業時間の適正化の勧告とか、あるいは家内労働の最低工賃の決定を行うとする時に意見を聴かなければならない審議会として地方労働審議会を決めるという政令が１本です。もう１つ同じようなものでございますが地域雇用開発促進法の関係で、厚生労働大臣が地域雇用機会増大計画等に対しまして同意をしようと、これは地方が作る計画でございますが、これに対して同意をしようという時に意見を聴かなければならない審議会といたしまして地方労働審議会をその審議会にするというものでございます。それからその地方労働審議会を決める地方労働審議会令、これで委員の数でございますとか、それから委員の任期とか運営方法について、地方労働審議会について必要な事項を定める政令案ということで、以上４政令についてご報告を申し上げ、明日の閣議決定に持ち込むということになりました。以上でございます。

※ 記者からの質問は特になし

（了）