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「誤解だらけの依存症」依存症は回復できる病気です。周りの人の理解が回復を助けます。 「誤解だらけの依存症」依存症は回復できる病気です。周りの人の理解が回復を助けます。

依存症は、アルコールや薬物の摂取やギャンブル等の行為を繰り返しているうちにそれをコントロールする脳の機能が弱まってしまう『病気』です。※1
決して、意志が弱いからという理由で依存症になるわけではありません。

周りの大切な誰かが何らかの病気にかかったとき、誰も相手を責めたり罰したりはしないでしょう。けれど、依存症となると「どうして何度も繰り返しちゃうの?心が弱いから?」「そもそもなんで依存症になるの?」と叱責してしまう。依存症になった本人でさえ、自分を意志の弱い人間だと思い込み、自らを責め、事態を悪化させてしまうのです。
依存症から脱するには、本人はもちろん、周囲が依存症を病気であると理解し適切な支援の手を差し伸べることが必要です。誰もが何かを抱えています。その何かが依存症の場合、患者と支援者とを正しくつなげることで、回復への道が見えてきます。※2

つまずいたってまた立ち上がって歩き出せる。
そんな社会を、みんなで作っていきませんか?

※1
世界保健機関(WHO)は「精神に作用する化学物質の摂取や、快感・高揚感を伴う行為を繰り返し行った結果、さらに刺激を求める抑えがたい渇望が起こり、その刺激を追及する行為が第一優先となり、刺激がないと精神的・身体的に不快な症状を引き起こす状態」と定義しています。
※2
自助グループや自治体の精神保健福祉センター、医療機関などが支援先としてあげられます。

動画
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「特集 依存症からの回復を目指して」(時事通信)

お問い合わせ先
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厚生労働省社会・援護局 障害保健福祉部 精神・障害保健課依存症対策推進室
mail : addiction@mhlw.go.jp