別添1
平 成 2 0 年3 月 2 5 日 厚生労働省職業能力開発局 |
平成18年度生涯職業能力開発促進センターにおける職業訓練事業の
市場化テスト(モデル事業)に係る実績評価について(概要)
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平成18年度市場化テスト(モデル事業)の実施については、厚生労働省において実施方針を定め、 事業評価については、機構において取りまとめ、機構における市場化テスト評価委員会の了承を得た 今般、機構の報告を踏まえ、厚生労働省において別添のとおり実績評価を取りまとめた。 |
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1 事業概要アビリティガーデンの施設・設備のうち、土日・夜間に未使用であるものを開放し、公共職業訓練(離職者訓練)及び (1)離職者訓練(平成18年4月から平成19年3月まで) 受託事業者:(株)東京リーガルマインド、(株)日本医療事務センター (2)在職者等のための訓練(平成18年4月から平成19年3月まで) 受託事業者:(株)東京リーガルマインド 2 評価指標各事業の実績について、それぞれ評価指標を設定し、それに基づき実績評価を行った。
3 評価結果(1)離職者訓練 ・ 民間は仕様書で示す就職率の最低要求水準である50%を上回ったものの、仕様書で示す目標水準である70%を下回った。 ・ 受講者満足度は民間及びアビリティガーデンとも高水準で大きな差はない。 ・ 就職者延べ訓練人時間当たりの訓練経費は、アビリティガーデンの方が民間よりも安くなっている。 ・ 総合的には、アビリティガーデンが、最も重視すべき指標である就職率で民間を大きく上回るなど、全体として高い実績をあげている。 ・ ただし、実施時間帯が民間は土曜日と夜間、アビリティガーデンは平日日中であることや、訓練実施時間はアビリティガーデンが (2)在職者等のための訓練 ・ 評価以前の問題として、民間が充分な集客が出来ず、予定された訓練の多くが実施に至らなかった。 ・ 受講者の満足度については、民間とアビリティガーデンともに高水準。ただし、民間のサンプル数は8人と極端に少ないことに留意 ・ 事業主の満足度については、アビリティガーデンは高水準。民間は対象者がいなかったため比較できない。 ・ 訓練経費は、民間の定員充足率が著しく低かったことから民間の方がアビリティガーデンより大幅に高くなった。 ・ ただし、実施時間帯が民間は平日夜間、アビリティガーデンは平日日中であるなど、前提条件に相違があることに留意が必要。 4 参考指標
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