プレスリリース
平成19年6月15日
厚 生 労 働 省
農 林 水 産 省
第28回コーデックス連絡協議会の概要
平成19年 6月13日(水)に、第28回コーデックス連絡協議会を開催した。
本協議会では、まず、第24回一般原則部会、第1回汚染物質部会、第39回食品添加物部会、第35回食品表示部会及び第39回残留農薬部会についての報告を行い、それに対する質疑応答及び意見交換がなされた。次に、今後開催が予定されている第30回コーデックス総会について、その概要、検討議題等の説明を行い、それに対する質疑応答及び意見交換がなされた。主な質疑応答事項及び意見は下記のとおり。
記
1. 第24回一般原則部会
- コンセンサス(合意)形成における透明性の確保
- 食品の国際貿易における倫理規範の改訂原案に対する部会での日本政府の対応
- リスク評価の正当性を損なうリスク評価者の「利害の衝突」の事例
2.第1回汚染物質部会
- コーデックス食品分類の改訂作業(一次産品と加工食品の取扱い)
- FAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)のアルミニウム評価結果に関する部会での議論の内容
3.第39回食品添加物部会
- いくつかの添加物の条項について作業の中止もしくは削除が合意された理由
- JECFAにおいて、アルミニウム等に関するADI(一日摂取許容量)や勧告内容が変更されたことに伴う今後の国内対応
- 香料のガイドラインにおける生物学的活性物質の意味
4.第35回食品表示部会
- 遺伝子操作技術由来/遺伝子組換え食品及び原材料の表示に関するガイドライン策定作業の今後の見通し
- 栄養・強調表示に関するガイドラインにおける「広告」の定義の内容
- WHOによる「食事、運動及び健康に関する世界的な戦略」への対応
5.第39回残留農薬部会
- 残留基準値の削除が提案された農薬のいくつかが、ステップ5及び5/8で総会に諮る農薬にも含まれている理由
- 残留農薬の濃縮が起こる加工の例
6.第30回コーデックス総会
- 乳児用調製粉乳規格改訂案の採択に対する日本政府の対応
- 総会でのステップ5における予備採択の手続き上の取扱い
7.その他
- コーデックスバイオテクノロジー応用食品特別部会(TFFBT)作業部会の概要
- コーデックス規格の日本語訳作成
【問い合わせ先(注:資料配布は厚生労働省のみ)】 厚生労働省食品安全部企画情報課国際食品室 国際食品室長 池田 千絵子 担当:福島(電話:03-5253-1111内線2407) 農林水産省消費・安全局国際基準課 国際基準課長 小川 良介 担当: ((直)03-3502-8732) |