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皇太子殿下を2007年ユニバーサル技能五輪 |
財団法人2007年ユニバーサル技能五輪国際大会日本組織委員会においては、皇太子殿下を「2007年ユニバーサル技能五輪国際大会」の名誉総裁に推戴申し上げたいとしてお願いをしてきたところでありますが、この度、皇太子殿下には、名誉総裁に御就任いただくこととなりました。
御就任期間については、平成19年1月18日から大会開催終了日(平成19年11月21日)までであります。
なお、昭和56年に開催された第1回国際アビリンピックにおいても、当時皇太子殿下でいらした天皇陛下に名誉総裁に御就任いただき、開会式においてお言葉を賜っております。
※ 本件は、本日、宮内記者会においても発表されております。 |
(参考)
2007年ユニバーサル技能五輪国際大会について
「2007年ユニバーサル技能五輪国際大会」は、若者が世界のトップレベルの技能を競う「技能五輪国際大会」と障害のある人が世界レベルの技能を競う「国際アビリンピック」の総称であり、本年(平成19年)11月に、静岡県において開催される。 両大会が同時開催されるのは、史上初めてのことであり、約60の国や地域から、約4,000人の参加者が集う予定である。 本大会を通じて、「ものづくり」に対する若者の就業意識の喚起や技能の重要性に対する国民の理解の増進を図るとともに、障害の有無にかかわらず誰もが社会に参画し支え合う「ユニバーサル社会」の実現を目指すこととしている。 |
1 | 大会名称 第39回技能五輪国際大会(別紙1参照)、第7回国際アビリンピック(別紙2参照)及び併設イベントを総称して次のような名称とする。 2007年ユニバーサル技能五輪国際大会 (英文名:International Skills Festival for All ,Japan 2007) |
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2 | 主催 (財)2007年ユニバーサル技能五輪国際大会日本組織委員会(会長:御手洗冨士夫) http://www.skillsfestival2007.or.jp/ |
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3 | 共催 ワールドスキルズインターナショナル(WSI:WorldSkills International) 国際アビリンピック連合(IAF:International Abilympic Federation) 国際リハビリテーション協会(RI:Rehabilitation International) |
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4 | 開催場所及び日程
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5 | 予定参加選手数
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6 | 目標来場者数 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
20万人以上 |
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7 | 予定競技職種 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(1) 第39回技能五輪国際大会 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
●職種(47職種) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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(2) 第7回国際アビリンピック | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
●職業技能競技種目(26種目) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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●生活余暇技能競技種目(4種目) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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技能五輪国際大会について
1 | 大会概要 技能五輪国際大会は国際的に技能を競うことにより、参加国の職業訓練の振興及び技能水準の向上を図るとともに、青年技能労働者(満22歳以下)の国際交流と親善を目的とした大会で、1950年(昭和25年)に2カ国(スペイン、ポルトガル)で始まった。 1971年(昭和46年)まで毎年開催されていたが、それ以後は原則2年ごとに開催されている。 1966年には、参加国の代表により技能五輪国際組織委員会(ワールドスキルズインターナショナル)が組織され、この組織委員会の定めた規約に基づき、大会が運営されている。 我が国は、1962年(昭和37年)にスペインで開催された第11回大会(ヒホン大会)から参加しており、1970年(昭和45年)には第19回大会が東京で、1985年(昭和60年)には第28回大会が大阪で開催された。 (注)技能五輪国際組織委員会
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2 | 参加資格 出場する競技大会の開催年に満22歳以下である者。(一部の競技を除く) 各国1職種につき1名または1組。 |
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3 | 競技職種 総会により定められた正式職種及びデモンストレーション職種等 |
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4 | 開催状況
注 ( )内は、日本の参加職種数、参加選手数 |
国際アビリンピックについて
1 | 大会概要 国際アビリンピックは、1981年(昭和56年)の国際障害者年を記念して、障害のある人の職業的自立の意識を喚起するとともに、事業主及び社会一般の理解と認識を深め、さらに国際親善を図ることを目的として、1981年10月に第1回大会が東京で開催された。国際アビリンピックは、開催国の障害者関係団体が主催団体となり、国際リハビリテーション協会(RI)〈注1参照〉と国際アビリンピック連合(IAF)〈注2参照〉との共催で開催されている。
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2 | 参加資格 15歳以上の障害のある人。1職種につき1カ国最大3名まで。 |
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3 | 競技職種 職業技能を競う職業技能競技、障害のある人のすばらしい才能や能力をアピールする技能を競う生活余暇技能競技の2つがある。 |
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4 | 開催状況
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柳澤厚生労働大臣談話
〜 皇太子殿下の2007年ユニバーサル技能五輪国際大会の名誉総裁への御就任を受けて 〜
「2007年ユニバーサル技能五輪国際大会」は、1月18日をもって、開催300日前を迎えることとなります。本大会は、若い世代の技能者が世界のトップを目指して競う技能五輪国際大会と、障害のある技能者が世界レベルの技を競う国際アビリンピックとが、史上初めて同時に開催されるものであり、次代を担う青年技能者の技能向上や国民各層の技能尊重気運の醸成に資するとともに、障害の有無にかかわらず国民誰もが社会に参画し、支え合うユニバーサル社会の実現を目指すものです。この節目の日に、皇太子殿下におかれましては名誉総裁に御就任いただきました。誠に喜ばしい限りであります。皇太子殿下の名誉総裁への御就任は、2007年ユニバーサル技能五輪国際大会に対し内外の理解と協力を一層進める上で大変意義深く、また、本大会の準備に携わる全ての関係者にとっても大きな励みになるものと存じます。
政府といたしましても、引き続き準備に全力を傾注して参る所存でありますので、国民の皆様方の一層の御支援、御協力をお願い申し上げます。