(照会先) 平成19年 1月 4日
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平成19年度「児童福祉週間」の標語について
子どもや家庭、子どもの健やかな成長について国民全体で考えることを目的に、毎年5月5日の「子どもの日」から1週間を「児童福祉週間」と定めて、児童福祉の理念の普及・啓発のための各種事業及び行事を行っています。
平成19年度は、「次世代を担う子どもたちからの発信」をテーマに児童福祉の理念を広く啓発する標語を全国募集した中から主催者で選考した結果、次の作品が「児童福祉週間」の標語と決定いたしました。
最優秀作品(1作品)
見つけよう みんながもってる いいところ
( 松堂(まつどう) 一成(かずなり)さん 10歳 沖縄県 )
入選作品(10作品)
- ひろげよう わたしのえがお みんなのえがお。 (与那嶺(よなみね)七瀬(ななせ)さん 9歳 沖縄県)
- 「ありがとう」 生まれてきたこと 生きること (冨田(とみた)明里(あかり)さん 13歳 滋賀県)
- 育てよう かがやく瞳と やさしい心 (馬場(ばば)未郷(みさと)さん 18歳 東京都)
- もらったら あげたくなるよ やさしい気持ち (加藤(かとう)るんさん 8歳 愛知県)
- ひとり一人がだいじだいじ (渋谷(しぶや)竜一(りゅういち)さん 12歳 香川県)
- ありがとう いうのも きくのも うれいしいね(大島(おおしま)遼平(りょうへい)さん 9歳 愛知県)
- ねえ きいて ちょっとのじかん こっちみて (伊東(いとう)佑晟(ゆうせい)さん 6歳 愛知県)
- かなえよう みんなの夢と 明るい未来 (寺島(てらしま)早紀(さき)さん 9歳 北海道)
- だれにでも みらいとゆめが まっている (加藤(かとう)健人(けんと)さん 9歳 愛知県)
- ぼくたちは みらいをつなぐ かけはしだ (成田(なりた)将大(まさひろ)さん 11歳 広島県)
- 趣旨
子どもたちが健やかに育つこと、これは社会の宝である子どもたちに対する国民全体の願いであり、すべての子どもたちが家庭や地域において、豊かな愛情に包まれながら、夢と希望をもって、未来の担い手として、個性豊かに、たくましく育っていけるような環境・社会を作っていくことが重要です。
このため、政府では、「子ども・子育て応援プラン」を策定し、平成21年度までに、すべての子どもと子育てを大切にする取り組みを進めています。
こうした中、昭和22年から、子どもや家庭、子どもの健やかな成長について国民全体で考えることを目的に、毎年5月5日の「こどもの日」から1週間を「児童福祉週間(5月5日〜11日)」と定めて、児童福祉の理念の普及・啓発のための各種事業及び行事を行ってきており、平成18年度においては、児童福祉週間が制定されて60年の節目にあたることから、従来から行われてきた行事のほか、60周年記念広報・啓発ポスターの作成や、児童健全育成の拠点である児童館活動の一層の周知を図ることを目的とした「全国児童館フェスタ2006」を東京、京都をはじめ、全国の主要地域(39会場)で開催したところです。
また、平成19年度においても、今回選定された標語を児童福祉週間の象徴として、児童福祉週間の広報・啓発ポスターをはじめ、中央及び全国各地で実施される各種事業及び行事において幅広く活用していくこととしています。 - 主催者
厚生労働省、(財)こども未来財団、(社福)全国社会福祉協議会 - 応募期間
平成18年9月1日(金)〜10月31日(火) - 応募総数
全国から5,072作品の応募がありました。 - 表彰
最優秀作受賞者については、平成19年度児童福祉週間の中央行事「こいのぼり 掲揚式」(4月23日(月)厚生労働省正面玄関広場で実施予定)において、賞状、 記念品及び副賞を贈呈します。 - 広報・啓発ポスターについて
「児童福祉週間」の普及・啓発を目的として、例年ポスターを作成していますが、 平成19年度のポスターデザインについては、絵本作家・イラストレーター 村上康成氏の作品を予定しています。