厚生労働省発表
平成18年10月25日
職業安定局建設・港湾対策室
室長 荒牧 英雄
室長補佐 村木 一行
(代表)03-5253-1111
内5804
(直通)03-3502-6777


平成18年度 建設雇用改善推進月間の実施について
−よりよいしょくば
現場で働きたい!−


【要旨】
 建設労働者の雇用改善の一層の推進を図ることを目的とし、11月を「建設雇用改善推進月間」(主催:厚生労働省、国土交通省及び独立行政法人雇用・能力開発機構)と定め、中央及び地方において各般の啓発活動を展開する。
 スローガン
 「よりよいしょくば
現場で働きたい!」
 主要行事
I 建設雇用改善推進の集い(中央行事)
  日時:平成18年11月2日(木)13:30より
  場所:明治記念館(東京都港区元赤坂2-2-23)
  内容:建設雇用改善優良事業所等厚生労働大臣表彰(別紙1参照)
 (建設雇用改善優良事業所38所、建設雇用改善功績者10名)
「建設業に働く若者からのメッセージ」表彰
 (厚生労働大臣賞等9名)
記念講演「リーダーシップの在り方」
  元日本ハム監督 大沢 啓二 氏
II 建設雇用改善推進大会等の開催(地方行事)
  11月8日(水)〜29日(水)の間、建設雇用改善推進大会等を47都道府県において開催

 趣旨
 建設業は、国内総生産の約1割を生み出し、全雇用者のほぼ1割に当たる458万人の労働者に働く場を提供する基幹産業として、我が国の経済・雇用を支える重要な役割を果たしているが、そこに働く労働者の雇用管理の実態をみると、不明確な雇用関係、不安定な雇用形態の存在、長時間労働、労働福祉の立ち遅れ、労働災害の多発など依然として解決すべき課題は多い。
 また今日、建設業は厳しい経営環境に直面しているが、この困難な時期を乗り越え、 建設業の発展の道筋をつけていくことは、我が国経済の発展や雇用の安定にとって極めて重要である。
 このような観点から、本年度においても建設労働者の雇用の改善について、厚生労働省、国土交通省及び独立行政法人雇用・能力開発機構が連携し、建設事業主をはじめ関係者の関心と理解を深め、建設労働者の雇用改善の一層の推進を図ることを目的として、「建設雇用改善推進月間」を11月に実施し、中央及び地方の各機関を挙げて各般の啓発活動を展開することとする。

 スローガン
 「よりよいしょくば
現場で働きたい!」

 実施期間
 平成18年11月1日から11月30日まで

 主催
 厚生労働省、国土交通省及び独立行政法人雇用・能力開発機構

 協賛
  (社)全国建設業協会  (全建)
  (社)日本建設業団体連合会(日建連)
  (社)全国中小建設業協会(全中建)
  (社)建設産業専門団体連合会(建専連)
  (社)日本建設業経営協会(日建経)
  (社)全国建設産業団体連合会(全国建産連)

 実施事項
(1) 中央において実施する事項
(1) 「建設雇用改善推進の集い」の開催
 「建設雇用改善推進の集い」を11月2日(木)午後1時30分から明治記念館(東京都港区元赤坂2-2-23、TEL03-3403-1171)において開催する。
 建設雇用改善優良事業所等の厚生労働大臣表彰の実施
 建設労働者の雇用の改善、職業能力開発及び向上、福祉の増進等について積極的な努力を行い、その成果がみられる中小建設事業所及び著しい功績がみられる個人に対し、厚生労働大臣表彰(別紙1参照)を行う。
 このほか、国土交通大臣表彰を行う。
 「建設業に働く若者からのメッセージ」の優秀作の厚生労働大臣賞等の表彰
 「建設業に働く若者からのメッセージ」の優秀作について、厚生労働大臣賞及び国土交通大臣賞の表彰を行い、併せて作品を披露する。
 このほか、独立行政法人雇用・能力開発機構理事長賞及び協賛6団体会長賞の表彰を実施する(別紙2参照)。
 講演
 「リーダーシップの在り方」
   講演者:元日本ハム監督 大沢 啓二 氏
(2) ポスター、リーフレット及びパンフレットの作成配布
 建設雇用改善推進月間のポスター、リーフレット及びパンフレットを作成し、都道府県、関係行政機関及び建設業界等に配布し、広報・宣伝を行う。

(2) 地方において実施する事項
(1) 建設雇用改善推進大会等の開催
 各都道府県において、中央の「建設雇用改善推進の集い」に準じて、「都道府県建設雇用改善推進大会」等を開催する(別紙3参照)。
(2) 建設雇用改善推進会議の開催
 各都道府県において、労働局その他の関係行政機関、独立行政法人雇用・能力開発機構都道府県センターの職員及び建設業関係者の参集を求め、建設労働の問題点、下請指導等に関する意見の交換を行う。

トップへ