平成18年10月24日
大臣官房国際課国際協力室
     専門官 辻井(内7305)
健康局疾病対策課
     補佐   秋野(内2354)


ASEAN・日本 HIV/AIDS ワークショップ2006の開催について


1 趣旨
 厚生労働省では、アジア地域におけるHIV/AIDSに対する取組みをさらに強化し、同地域におけるHIV/AIDSの拡大防止を実現するため、過去3年間開催したASEAN AIDSワークショップの実績を踏まえ、ASEAN諸国のHIV/AIDS対策行政官及び医療従事者の能力開発を目的とし、ASEAN・日本 HIV/AIDSワークショップ2006を開催する。
 本ワークショップは、平成6年度から(財)エイズ予防財団委託事業として実施している「国際エイズ対策行政官研修」及び平成8年度から(社)国際厚生事業団委託事業として実施している「エイズ開発途上国ワークショップ」を前身とする。また、本ワークショップは、日-ASEAN間で2003年に合意された日・ASEAN行動計画の「F. 地球規模問題解決における協力」の実現にも貢献するものである。
 なお、最終日には、本ワークショップに引き続き、「HIV/AIDSの対策に関する東南アジア行政官会議」(アジア行政官会議)を開催することとしている。

2 主催
 厚生労働省、国立国際医療センター、(財)エイズ予防財団、(社)国際厚生事業団

3 協力
 タイ保健省、ASEAN事務局、世界保健機関(WHO)、国連合同エイズ計画(UNAIDS)

4 日程
 平成18年11月6日(月)〜11月10日(金)

5 開催場所
 チェンライ(タイ王国)

6 参加国及び対象者(予定)
 ASEAN10ヶ国(ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、シンガポール、タイ、フィリピン、ベトナム)から、それぞれ次の3名の者:
 ・ 保健行政当局のHIV/AIDS対策を担当する責任者
 ・ 拠点医療機関のHIV/AIDSの治療を担当する責任医師
 ・ 第一線でHIV/AIDS患者へのARV治療に従事・協力しているスタッフ(現地NGOや保健所のスタッフを含む)

7 プログラム(予定)
 基調講演(タイ保健省、UNAIDS、WHO)
 パヤオ県におけるHIV/AIDS対策の現地視察
 国別プレゼンテーション
 グループ討論
 行動計画の作成 等

8 使用言語
 英語

トップへ