平成18年4月20日
厚生労働省
農林水産省
第22回コーデックス連絡協議会の概要
平成18年 4月18日(火)に、第22回コーデックス連絡協議会を開催した。
1 | 会議の概要
第21回コーデックス連絡協議会(平成18年3月16日)以降に開催された第7回乳・乳製品部会及び第38回残留農薬部会についての報告を受けて、質疑応答及び意見交換が行われた。また、今後開催が予定されている第38回食品添加物・汚染物質部会、第34回食品表示部会、第16回食品残留動物用医薬品部会及び第27回分析・サンプリング法部会について、その概要、検討議題等についての説明を受けて、質疑応答及び意見交換が行われた。
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2 | 主な論点
(1) | 最近のコーデックスの活動状況について
(1) | 第7回乳・乳製品部会
・ | チーズ一般規格におけるチーズの定義・タンパク質の凝固の定義 |
・ | 発酵乳飲料条項の取扱い |
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(2) | 第38回残留農薬部会
・ | 生鮮飼料の残留農薬基準値の廃止及び設定の中止 |
・ | コーデックスにおける暫定最大残留基準値(「interim MRL」)設定の中止 |
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(2) | 今後のコーデックスの活動状況について
(1) | 第38回食品添加物・汚染物質部会
・ | 食品添加物一般規格(GSFA)と個別食品規格中の食品添加物条項との整合性 |
・ | GSFAへの我が国の基準の反映 |
・ | 飼料に含まれるカビ毒が食品添加物・汚染物質部会の検討対象となるかどうか |
・ | 魚類中のメチル水銀のガイドライン値の対象となる魚類の選択根拠 |
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(2) | 第34回食品表示部会
・ | 遺伝子組換え食品の表示ガイドライン原案の対象範囲 |
・ | 原材料の量的表示の対象食品 |
・ | トランス脂肪酸の分析法の有無 |
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(3) | 第16回食品残留動物用医薬品部会
・ | JECFAに評価を依頼する動物用医薬品の優先順位リスト作成規準 |
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(4) | 第27回分析・サンプリング法部会
・ | 遺伝子組換え食品に関する2つの分析法(タンパク質を検出する方法とDNAを検出する方法) |
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2 | 次回会議の予定
第23回コーデックス連絡協議会は平成18年6月13日(火)に開催予定。 |
【問い合わせ先(注:配布資料は厚生労働省のみ)】
厚生労働省食品安全部企画情報課国際食品室
国際食品室長 梅田 珠実
担当:福島 | (電話:03-5253-1111内線2407) |
農林水産省消費・安全局消費・安全政策課
消費・安全政策課長 山田 友紀子
担当:宮廻(みやざこ) | (電話:03-3502-8111内線3082)
((直)03-5512-2291) |
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