平成18年1月23日 【照会先】 厚生労働省食品安全部監視安全課 輸入食品安全対策室長:道野(内線2495) 担当:蟹江(内線2455) 代表:03-5253-1111 |
米国から輸入された牛肉の確認について
既に輸入された米国産牛肉については、これまでの強化された輸入検査や査察の結果により輸入条件の遵守を確認してきたところです。
しかしながら、1月20日、輸入時検査において、せき柱を含む子牛肉が確認されたことから、念のため、下記のとおり、既に輸入手続を終了した(国内流通を含む。)米国産牛肉のうち、せき柱周辺の部位について、関係都県等を通じて輸入者に対し、せき柱が含まれていないか自主的に調査させ、報告を求めることとしましたのでお知らせします。
なお、輸入者に対し、調査が終了するまでの間、当該部位の販売を見合わせるよう要請しており、結果がまとまり次第公表することとしています。
1 | 調査内容 |
(1) | 米国産牛肉のせき柱周囲部位へのせき柱等の混入の有無について、輸入者等が全箱開梱し、目視による自主調査を行う。 | ||
(2) | 調査結果を所轄の保健所、都県等を通じて報告する。
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2 | せき柱等の混入が確認された場合には、直ちに厚生労働省まで連絡する。 |
3 | 必要に応じて、食品衛生監視員による立会いを行う。 |
(参考)
調査対象となる米国産牛肉のうち、せき柱周囲の部位
関係都県等 | : | 10自治体 |
輸入者 | : | 26業者 |
重量 | : | 575.1トン |
注: | 1月20日までに輸入届出があった1,496.0トンのうち、輸入手続が終了した730.1トンの内数。 なお、残りの765.9トンについては輸入手続が終了していないため流通していない。 |