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総合プロデューサー及び各専門プロデューサーの略歴


〈総合プロデューサー〉

残間 里江子 (ざんま りえこ)
プロデューサー
 1950年仙台市生まれ。静岡放送アナウンサー、「女性自身」記者、雑誌「Free」編集長などを経て、1980年(株)キャンディッド・コミュニケーションズを設立。出版、映像、文化イベント等を多数企画・開催する。2003年より代表取締役会長。
 2001年、栗原はるみさんから小泉総理まで、各界で活躍する119人のパネリストを集めてのトークフォーラム「大人から幸せになろう」を自主企画事業として実施。「大人たち」の新しい生き方を探り、多くの反響を得た。
 近年は企業、学校、地域のコミュニケーション戦略やPR戦略に数多く携わり、全国各地の地域計画、施設計画に取り組んでいる。
 1998年より、独立行政法人 都市再生機構(旧 都市基盤整備公団)が東京ベイエリアで進めている「東雲キャナルコートCODAN」プロジェクトに参画。新しい都心居住の在り方をはじめ、まちづくりコンセプトの立案、PR戦略提案を行っている。
 国土交通省「社会資本整備審議会」、国土交通省「地域づくり表彰審査会」、内閣官房「都市再生戦略チーム」委員等、行政機関の委員も数多く務めている。 2005年7月、(株)クリエイティブ・シニアを設立。代表取締役社長に就任。


〈専門プロデューサー〉

秋元 康 (あきもと やすし)
作詞家
 1956年生まれ。高校時代から放送作家として頭角を現し、「ザ・ベストテン」など数々の番組構成を手がける。'83年以降、作詞家として、美空ひばり「川の流れのように」をはじめ、数多くのヒット曲を生み出す。
 '91年には松坂慶子・緒形拳主演「グッバイ・ママ」で映画監督デビュー。
 企画・原作の映画「着信アリ」('04年公開)、「着信アリ2」('05年公開)。 TV番組「おしゃれイズム」、「うたばん」、「とんねるずのみなさんのおかげでした」などの企画構成、ラジオのパーソナリティー、「SAY」・「WiLL」の連載のほか、'05年上半期には新聞小説「象の背中」の執筆、NHK連続ドラマ「笑う三人姉妹」の脚本を手掛けるなど、多岐に渡り活躍中。
 著書に「趣味力」、「贅沢な遺言」、「世の中にこんな旨いものがあったのか?」、「失恋おりがみ」ほか多数。
 '05年4月、京都造形芸術大学教授就任。


隈 研吾 (くま けんご)
建築家
 1954年神奈川県生まれ。'79年東京大学建築学科大学院修了。
 コロンビア大学建築・都市計画学科客員研究員等を経て、'90年、隈研吾建築都市設計事務所設立。
 '98年慶應義塾大学特別招聘教授、2001年より同大学理工学部教授を務める。
 主な建築作品に「ベニス・ビエンナーレ'95日本館会場構成」、「水/ガラス('97アメリカ建築家協会・ベネディクタス賞)」、「森舞台/登米町伝統芸能伝承館('97日本建築学会賞)」、「馬頭町広重美術館('01村野藤吾賞、建築業協会賞)」、「石の美術館('01インターナショナル・ストーン・アーキテクチャー・アワード)」、「ADK松竹スクエア」、「梅窓院」、「ONE 表参道」、「東雲キャナルコートCODAN3街区」等、多数。
 2002年、フィンランドより「スピリット・オブ・ネーチャー 国際木の建築賞」を受賞。
 著書に「負ける建築」、「反オブジェクト」、「建築的欲望の終焉」、「新・建築入門」等がある。


服部 幸應 (はっとり ゆきお)
医学博士 / 学校法人服部学園 服部栄養専門学校 理事長・校長
 1945年生まれ。立教大学卒業。昭和大学医学部博士課程卒業。
 「料理の鉄人」、「生活ほっとモーニング」、「SMAP×SMAP」、「愛のエプロン」などに出演し、食育、料理を通じた地球環境保護の活動にも精力的に取り組んでいる。
 藍綬褒章・厚生大臣表彰、文部大臣表彰及び仏国より国家功労勲章や農事勲章シュバリエ章を受章。 (社)全国調理師養成施設協会会長、(社)全国栄養士養成施設協会副会長、東日本料理学校協会会長、内閣府「食育推進会議」・「食育基本計画検討会」委員、厚生労働・農水省・文部科学各省による「健康づくりのための食生活指針策定検討会」・「食生活指針普及推進委員会」・「フードガイド検討委員会」委員及び文部科学省「機能物質の解析と体系化に関する研究」の総合推進委員、フランス料理アカデミー理事及び事務局長等を務める。
 著書に「食育のすすめ」、「新食育革命 食がこどもたちを救う」、「服部幸應流 うまい料理の方程式」、「こどもと囲む団らん食」、「笑う食卓」などがある。


原 研哉 (はら けんや)
グラフィックデザイナー
 1958年生まれ。武蔵野美術大学教授。日本デザインセンター代表。コミュニケーションを基本とした多岐に渡るプロジェクトに携わる。近年の仕事として長野オリンピックの開・閉会式プログラム、2005年愛知万博のプロモーション、松屋銀座リニューアル、梅田病院のサイン計画などがある。また2001年からは無印良品のアートディレクターを務める。受賞歴は、東京ADC賞、日本文化デザイン賞、第13回原弘賞、第3回亀倉雄策賞、毎日デザイン賞、等多数。近著「デザインのデザイン」は、第26回「サントリー学芸賞」を受賞している。


廣瀬 通孝 (ひろせ みちたか)
東京大学先端科学技術研究センター教授
 1954年生まれ。東京大学大学院工学部博士課程修了。専門はシステム工学。
 コンピュータと人間の情報交換をより円滑にするための技術であるヒューマン・インターフェースやバーチャル・リアリティの分野の第一人者。
 著書に「現代工学の基礎 システムの構造と特性」、「バーチャル・リアリティって何だろう」、「電脳都市の誕生」等がある。


山崎 泰広 (やまざき やすひろ)
日本身体障害者社会人協会会長、(株)アクセスインターナショナル代表取締役社長
 1960年生まれ。ボストン・カレッジ経営学部卒業。
 '79年留学中の米国で転落事故により脊髄損傷、下半身麻痺となる。食品会社を経て'90年に独立、身体障害者関連機器の輸入販売とコンピューターコンサルティングを2本の柱として(株)アクセスインターナショナルを設立。'92年バルセロナパラリンピック100m平泳ぎ6位入賞。'95年から'97年まで日本初の身体障害者向けスポーツ情報雑誌「アクティブジャパン」の初代編集長を務める。'99年日本身体障害者社会人協会/日本障害者シンクタンク設立。障害者と高齢者の自立支援を目指して、車椅子をはじめとする自立支援機器に関するコンサルティングとセミナーを全国で展開すると共に、ユニバーサルデザインの考えの基に、リフォームから街づくりまで様々なコンサルティングを行っている。日本アムウェイ本社ビル等のUD化を担当。東京都スポーツ振興審議会委員、静岡ユニバーサルデザイン専門委員、佐賀県ユニバーサルデザイン化推進委員会特別委員、東京地方労働審議会委員など様々な委員を歴任。

(敬称略)

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